このページでは、「財閥復讐〜兄嫁になった元嫁へ〜」11話から20話までのあらすじネタバレをまとめました。
「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」11話あらすじネタバレ
花歩から離婚届を奪おうとした絵理香は、車で花歩を轢いてしまいました。
その後、駆けつけた雅之には「花歩が急に飛び出してきた」と嘘をつき、自らもその場で倒れ込みました。
一方、事件の真相を知った由貴也は、もし花歩の記憶が戻れば、花歩に大きな危険が及ぶと察しました。花歩に「あおいは味方なのか」と尋ねたところ、雅之があおいの優秀さを妬み、彼女を陥れようとしたことが原因で、あおいが雅之を憎んでいることを知ります。
その後、あおいに呼び出された由貴也は、真佐美とその夫・伸司が経営するレストランチェーンに関する全ての情報を受け取りました。
あおいになぜ手を貸すのか、そして雅之と何があったのかを尋ねると、あおいは肩にあるひどい火傷の痕を見せました。その火傷にまつわる雅之との過去を暗示するような行動に、由貴也はあおいの真意を測りかねます。
あおいからの優しい言葉に触れながらも、彼女が味方なのか敵なのかは依然として分からないままでした。
受け取った情報を確認すると、そこには予想外の内容が記されていて、事態は新たな展開を迎えるのでした…。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」12話あらすじネタバレ
真佐美の会社の経営状態が悪いことを知った由貴也は、フユにあおいと雅之の関係について尋ねました。
フユから語られたのは、学生時代のあおいが非常に優秀で、常に雅之を上回る存在だったという話でした。ただ、勉強一筋のあおいは恋愛に関しては純粋無垢で、まるで少女のようだったといいます。
そんなあおいの純粋さに漬け込んだのが、悟史の紹介で出会ったカイトという男でした。
カイトとの行為中の動画がネット上に晒され、あおいはノイローゼ状態に陥ります。さらに、カイトには他にも女性がいることを知ったあおいは、動画を撮るよう指示したのは誰かと問い詰めました。その結果、カイトと激しい口論に発展し、その中で肩に大火傷を負ってしまいます。
傷を負い、朦朧とする意識の中で、カイトが雅之の指示で動いていたことを知ったあおいは、絶望の淵に立たされました。
この話を聞いた由貴也は、あおいに「伊勢家を恨む者同士で手を組まないか」と提案しました。あおいの心情は複雑でしたが、その提案が新たな展開をもたらす予感を秘めていました。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」13話あらすじネタバレ
伊勢家への復讐を目的とする由貴也に、利害が一致すると感じたあおいは、さらに興味深い情報を提供しました。それは、真佐美のレストランで企画中のベビーフードが、伸司と絵理香によって開発されているというものでした。
絵理香に色仕掛けをされている伸司の気持ちを利用しようと考えた由貴也は、その状況を注視します。
ある日、伸司の車で送ってもらった絵理香は、わざとピアスを落とし、伸司に拾わせます。
その仕草は外から見ると、まるで2人がキスをしているように見えました。
その写真を見た真佐美は激怒し、現場を押さえるために、伸司と絵理香が開発している厨房に乗り込みます。
そこでは、ちょうど2人がベビーフードのレシピを完成させ、絵理香がそのレシピのデータも手に入れて祝杯をあげようとしているところでした。
怒りに震えた真佐美は絵理香に掴みかかり、感情を爆発させます。その場は一触即発の空気に包まれ、状況はさらに混沌としていくのでした。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」14話あらすじネタバレ
写真を持って厨房に乗り込んだ真佐美は、伸司と絵理香に怒りをぶつけ、怒号を撒き散らしました。
誤解だと説明する2人の声にも耳を貸さず、激しい感情を露わにします。
そんな中、絵理香は冷静に真佐美の血圧が高いことを気遣い、「伸司が頼んだお酒は私が注ぎます」と提案して場を変えようとしました。
しかし、絵理香が雅之を花歩から奪った過去を引き合いに出され、真佐美に貶され始めると、雰囲気はさらに悪化しました。
その時、伸司が真佐美に対して手をあげてしまいます。それに激高した真佐美は、抑えられない怒りの中で伸司を刺してしまいました。
伸司と真佐美が倒れ動けなくなった厨房に、絵理香は火を放ち、平然とその場を後にします。
火災の被害者として病院に運ばれた絵理香は、真佐美と伸司が助からなかったことを知ります。
その後、警察から事情を聞かれた絵理香は、いつものように丁寧で巧妙な嘘をつき、完全に被害者として振る舞いました。
そして、真佐美と伸司の葬儀でフユに近づいた絵理香は、彼女が身につけていたペンダントに興味を示しながら、新たな企みを進めていくのでした。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」15話あらすじネタバレ
伸司との写真がフユのいた場所からでなければ撮影できないと気づいた絵理香は、フユのペンダントを奪い取り、「これは隠しカメラなのではないか」と確かめました。
しかし、その様子を見ていたあおいが絵理香の元に現れ、「そのペンダントはフユにとって大切なものだ」と告げました。隠しカメラがないことに気づいた絵理香は、その場を後にします。
実際、フユが身につけていたペンダントは、あおいの機転によって本物にすり替えられていました。隠しカメラ付きのペンダントを使ってフユが由貴也に情報を流していることを知る者はいませんでした。
その後、フユを脅した絵理香は、ナイフを突きつけながら「私に忠誠を誓いなさい」と迫りました。フユは恐怖の中で選択を迫られる状況に置かれます。
一方で、絵理香の次のターゲットは、彼女に批判的な雅之の母・響子でした。
絵理香はフユを利用し、響子がホストクラブに通っているという情報を流します。さらに、そのホストを買収し、行為中の響子を動画に収めることで彼女を追い詰める計画を実行に移したのでした。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」16話あらすじネタバレ
ホストのトモヤに夢中になっていた響子が目にしたのは、彼との行為中の写真でした。
「夫に知られたくなければ個人財産を差し出せ」という内容の手紙に、響子は焦りを隠せません。
一方、絵理香はフユを脅し、「これからも私の言うことを聞きなさい」と忠誠を強要します。
夫の征一郎に知られることを恐れた響子は、結局、個人財産を手放すことを決断しました。
その後、響子の部屋を訪れた絵理香は、お粥を持ってきますが、それを響子が払いのけ、大きな音が響きます。その音に気づいてやってきた征一郎は、絵理香に謝るよう響子に促します。
しかし、その際に響子が隠していた写真と手紙が見つかってしまいます。征一郎は写真の内容と手紙を見て激怒し、響子を厳しく叱責しました。
一方で、絵理香は個人財産を手に入れた臨時収入と、響子を完全に追い落としたことで喜びを感じます。
しかしその矢先、絵理香宛てに届いた手紙に目を通すと、そこには響子の顔にバツ印が描かれた写真が入っていました。さらに、その手紙の消印が前日のものであることに気づきます。
自分が誰かの手のひらで踊らされていたことを悟った絵理香は、ある人物に連絡を取ることを決意しました。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」17話あらすじネタバレ
伊勢家を追い出された人々に、由貴也から送られてきた写真を見せた絵理香。
彼女は「もう一度伊勢家に戻る方法だけを考えていた」と涙ながらに話し、それが狙い通り彼らの興味を引きました。そして、「由貴也を排除するために、私の言う通りに動いてほしい」と彼らに頼みます。
一方、着々と復讐を果たす由貴也。彼は真佐美らを追い詰め、殺害寸前に至った理由を問い詰められると、こう告げます。
「それは絵理香の殺意が原因で起きた火事が原因だ」と。さらに、雅之もこの事実を知りながら隠蔽していたことを明らかにしました。
そんなとき、絵理香から由貴也に一通のメールが届きます。そこには「これまでのことを謝りたい」と書かれていました。
命を狙われる可能性があるにも関わらず、由貴也は「行く」と返事をし、その判断に周囲は呆れます。
指定された場所に到着した由貴也でしたが、突如背後から襲われ、気を失ってしまったのです。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」18話あらすじネタバレ
水をかけられた由貴也が目を覚ますと、目の前には悟史が立っていました。由貴也を殴りつける悟史。その場に現れた絵理香は、彼に写真を見せながら謝罪を求めます。
しかし、「何も知らない」と訴える由貴也に、悟史は怒りを抑えきれず暴力を振るいます。
暴行の中で、由貴也は謝罪の言葉を口にしました。その直後、悟史がナイフを振りかざした瞬間、倉庫の扉が開き、警察が突入してきたのです。
絵理香は咄嗟に身を隠し、悔しさを滲ませながらその場を見つめました。
一方、伊勢家では父親が雅之を激しく叱責していました。「全てお前の責任だ！」と怒鳴りつける父親に、雅之は言葉を失います。
部屋に戻った雅之は絵理香を抱きしめ、「伊勢家で戦い続けるために、俺のそばにいてほしい」と訴えます。
絵理香は、「伊勢家を手に入れるためなら、何でもする」と心に決め、征一郎に由貴也を家から遠ざけるよう頼みます。
そして後日、伊勢グループの会議の場で、征一郎は新事業の責任者として由貴也を紹介しました――。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」19話あらすじネタバレ
由貴也は、新設されるITセキュリティー会社の責任者として紹介されました。
これに反対する雅之に対し、征一郎は「競争してみればいい」と挑発的な態度を見せます。
その場で絵理香に引き止められた由貴也でしたが、「征一郎に声をかけられた」と余裕の表情を浮かべました。
その後、由貴也は花歩の見舞いに訪れます。歩けるまでに回復した花歩の姿を見て驚く由貴也。
「伊勢グループに入ったのはすごい」と素直に褒める花歩でしたが、彼女は由貴也の本心を見抜いている様子でした。
実は監禁された際、由貴也はGPSで自分の居場所をあおいに送り、警察への通報を頼んでいたのです。
その後、由貴也の病室に現れたのは、あおいが連れてきた征一郎でした。征一郎は「自分が最も得意とする分野で会社を作る」と約束します。
伊勢家の後継者争いが激化する中、由貴也には一つの揺るぎない目的がありました。
それは、母親の無念を晴らすこと――。
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「財閥復讐 兄嫁になった元嫁へ」20話あらすじネタバレ
由貴也の母親は、優秀なSEとして働いていましたが、征一郎に目をつけられ、無理やり関係を持たされてしまいました。
その後、結婚を控えていたものの婚約は破談となり、職場でも居場所を失った母親は、由貴也を出産したことでさらに追い詰められます。最終的に、彼女は自ら命を絶つという道を選びました。
母を失った由貴也は伊勢家に引き取られますが、彼の心に刻まれた悲しみと怒りは消えることはありませんでした。
この過去を聞いた花歩は、涙ながらに由貴也の頬に手を添え、こう言いました。
「生きていてくれてありがとう。私はもう、あなたの復讐を止めない」その言葉は由貴也の心をさらに強く後押ししました。
その後、由貴也は実家に住むことを決め、絵理香に対して皮肉交じりに「義姉さん」と呼びかけます。
そんなある日、絵理香のもとにフユが大泣きする雅を連れて戻ってきました。
由貴也は雅を抱き上げ、笑顔であやしますが、その姿を見た絵理香はすぐさま息子を取り上げ、「二度と近づくな！」と激しく怒鳴りました。
しかし、由貴也の心は揺るぎません。
「復讐は、これから始まる――」
彼の決意は静かに、そして確実に動き出していました。
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