【殺された皇女は反逆公爵家に就職しました】1話から10話ネタバレあらすじ

このページでは、「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」1話から10話までのネタバレあらすじをまとめました。

「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」1話ネタバレあらすじ

この物語の主人公であるリコリスは、アルカディア帝国の皇女。彼女は、想いを寄せているベレロフォンと庭園で話をしていました。

平民育ちで「皇室の恵み」を使えないと貴族から見下されていながらも、優しく接してくれる周囲に救われていたリコリス。

約20年前に、オメラス皇家の末の娘が生まれてすぐに失踪。その時に皇帝となったレイリウムが国中を回って見つけたのが平民になっていた「ブリジット」。今のリコリスでした。

そんな過去を持つリコリスは、1番よくしてくれていたベレロフォンに思い切って告白。しかし、話を逸らされてしまいます。

モヤモヤしながらも、誕生日パーティーの日。貴族たちからの嫌味に顔色が悪くなるリコリスは、姉のリリアとレイリウムに体調を心配されると、休むように言われました。

ベッドに横になったリコリスは、兄妹3人でささやかなパーティーを開きたいと願いながら、身体の異変から眠りにつきます。

目が覚めたリコリスの目の前に、リリアとレイリウムが。悪竜を秘める子を、女神の生贄として捧げることで、恵みが与えられると聞かされたリコリス。

血の繋がった兄妹たちから生贄として、崖へ突き落とされたのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」2話ネタバレあらすじ

女神への生贄にされたリコリスは、崖から転がり落ちながら鈍い音と共に血を流し、死を覚悟していました。

そんなリコリスの前に現れたのは、悪竜・ニッドホール。同じ境遇から手を組むことになり、竜は時間を巻き戻す魔法をかけたのです。

目が覚めたリコリスがいたのは、皇宮に行く前の平民時代の家。ニッドホールが言った通り、時間が戻っていました。

リコリスが小さな赤いトカゲに話しかけられると、力を失ったニッドホールがいたのです。復讐を条件とした契約に、兄妹たちの顔を思い出したリコリス。

平民の頃と同じ暮らしをしながら、葛藤を続けていました。復讐を渋るリコリスに、ニッドホールに急かしますが、命を大事にしたい気持ちでいっぱい。

このまま町に滞在すれば、いずれバレて皇宮に連れて行かれると危惧したリコリスは、遠く離れたイリウム王国に行くことに。

町の皆の優しさに涙を流しながら旅立つと、2度目の人生のため、仕事を探すことから始めたのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」3話ネタバレあらすじ

宿屋に来ていたリコリスは、髪の色が突如変わったことに気付き、逃げるように部屋へ入っていきました。

宿屋の店主をうまくごまかすと、変身魔法が解ける前にお金を貯めると決心し、仕事探しを始めたのです。

しかし、現実はそう上手くいかず。就職で必要な皇宮承認書（身分証明書）が発行できないリコリスは、次々と不採用にされたのでした。

落ち込むリコリスに、宿屋の店主から1️つの噂話が。レイヴェイ商団が運営する競馬場で3回連続で1着の馬を当てれば、雇ってもらえると言うのです。

後日、その噂話を信じたリコリスは競馬場にいました。馬に自身の魔法をかけ、連続で1着の馬に仕立て上げたのです。

前代未聞の快挙に競馬場を運営するレイは、その者を探すようダグマーに命令。目をつけられたリコリスは、不正を働いたイカサマ師としてレイの元へ連行されたのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」4話ネタバレあらすじ

リコリスが連れてこられたのは、レイヴェイ商団の団長の元。初対面とは思えない違和感を感じていました。

今回の不正について謝罪するリコリスは、噂がデマだったことを知り猛反省。期限付きで雇ってほしいと伝えると、試験を受けることになったのです。

試験前にレイから高級酒であるウンドリーを飲まないかと誘われたリコリスは、丁寧に断りを入れ去っていきました。ウンドリーを勧めるのが、首都の貴族の間で「早く帰れ」と言う意味をリコリスは知っていたのです。

平民のはずのリコリスの歩き方や作法に違和感を感じていたレイ。彼もまた、リコリスに大きな違和感を感じていたのでした。

案内役のラッセルと試験会場に向かっていたリコリス。試験内容を確認すると「3時間以内に馬小屋の掃除」と書かれた課題を読み、困っていまいた。

馬小屋の中に入り、何かをひらめいたリコリスは、大量の水を流すことに成功。一気に小屋を綺麗にしました。

成功したと喜ぶリコリスでしたが、一緒にいたラッセルのひとことにより、疑いの目を向けたのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」5話ネタバレあらすじ

ラッセルに監視されていたと気付いたリコリス。すると、ラッセルは本性を表し、魔法で狼を呼び出し襲わせたのです。

必死で逃げるリコリスは、先にいたニッドホールに助けを求めますが、返ってきたのは冷え切った言葉。一向に復讐が進まないことで、見限られてしまったのです。

狼からの攻撃で絶体絶命のピンチに陥ると、剣を持ったレイが助けに来たのでした。

逃がしてもらったリコリスでしたが、行く手には無数の狼が。今度こそ死を覚悟すると、皇女時代の初恋相手・ベレロフォンに助けられたのです。

後からきたレイとベレロフォンが親しく話していることに疑問に思うリコリスは、想い人に怪我を心配され複雑な気持ちに。

ベレロフォンが、リコリスに目を奪われている表情を見て、利用しようと考えたレイ。そして今回の主犯であるラッセルに詰め寄ったのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」6話ネタバレあらすじ

レイに問い詰められたラッセル。仕向けたのがリリアとバレると、自身で召喚した魔物の餌食にされたのです。

狼に襲われ傷を負っていたリコリスは、レイの主治医・アスクルから治療を受けていました。傷の痛みより、ニッドホールに裏切られたショックが大きい様子。

そのまま執務室に案内されると、部屋の中にはニッドホールの姿が。鷲掴みにしたリコリスは、ニッドホールの1つ1つの言葉に苛立つばかりでした。

言い合いをしていると、レイが訪れます。ラッセルの件について謝罪され、それを踏まえた上で雇用を断られると、示談金の交渉をされました。

それでも採用してほしいリコリス。レイに事情を説明すると、元の魔法師が帰って来るまでの期限付きで採用されることに。

契約の内容を共有し、サイン。すると、リコリスの貴族しか知らない字体に疑問を抱いたレイは、鋭い眼光で問い詰めたのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」7話ネタバレあらすじ

レイから問い詰められたリコリスは、冷や汗をかきながらも言い訳をしました。見つめるレイの顔を見て、過去の記憶を思い出していると、そこにダグマーたちが。

リコリスが正式に働くことになり、ダグマーに改めて挨拶。今いる場所が「アトレウス公爵」の屋敷と分かると、驚きの声を上げました。

それもそのはず、帝国の2本の剣と呼ばれるベレロフォン卿の「イベリオ」と、もう1つが「アトレウス」だったのです。

一方、オメラス皇宮では、ボロボロになったラッセルを見ていたリリア。慈悲の欠片もない彼女は、ラッセルを即処分したのでした。

月の光が差し込む部屋で、考え事をしていたリコリスは、アトレウスで起こった「あの事件」をニッドホールから質問されます。

リコリスの皇女時代の話。反逆と同じ罪を犯していたアトレウスでは、再度レイが反逆を起こしたことで、彼は牢屋に閉じ込められていました。

レイに両親を殺されたリコリスは、牢屋に忍び込みなぜ殺したのかを聞き出します。家族への憧れから涙を流しながら問い詰めるリコリスに、皇帝殺しをしていないと否定するレイ。

リコリスの頬をそっと触れると、一言「逃げろ」と伝えたのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」8話ネタバレあらすじ

レイから逃げるよう伝えられた皇女時代のリコリスは、状況を飲み込めないでいました。その時、レイが入っていた牢屋の鍵が開いていることに気付きます。

自分以外に生き残った仲間がいないレイには、逃げても無駄だと諦めていたのでした。

皇女時代で出会ったレイを、一通り思い出したリコリス。自分が反逆者の元で働くことが不運だと、ため息をついていました。しかし、お金が必要なリコリスは、高収入な仕事を断るわけにはいきません。

一方、レイを含めた親しい仲間たちが、ラッセルの反逆について話し合っていました。そこから、リコリスもスパイの可能性があると疑う一同。

リコリスの素性を調べると共に、馴れ合うことはしないよう釘を刺します。レイは、リコリスを側に置き、最大限利用する気でいたのです。

翌朝、食事の時間になり、呼び出されたリコリス。ダグマーから、ニッドホールの名前を聞かれると、咄嗟に「ニーニ」とあだ名をつけたのでした。

職場の皆と食事をすると思っていたリコリスでしたが、食事は1人。壁があることに、少し寂しい気持ちになります。

一緒に仕事をすることになったカンナからは、酷い言葉を浴びせられ、仕事の指示もないまま立ち去っていったのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」9話ネタバレあらすじ

仲良くしていたラッセルに裏切られたこともあり、リコリスに冷たく接していたカンナ。仕事の時間も伝えず、従業員にも無視するよう指示していました。

半月経っても改善されない状況の中、リコリスは透明人間のように扱われていました。心が折れてしまいそうな時、レイから話しかけられます。

レイの煽るような口調に、苛立ちを見せると、去っていく背中を見ていたニッドホール。レイから女神のニオイを感じると言い、少しずつ力が戻っていると明かします。

レイを含め、まわりの仲間たちが仲良くしているのを見て複雑な気持ちのリコリスは、昔を思い出して寂しさを感じていました。そして、1つの方法をひらめいたのです。

リコリスの素性を調べて数日後、情報がないことに疑問視するレイは、調査を続けるようダグマーに伝えます。そして、オメラス皇室から、茶会への招待状が届いていたのでした。

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「殺された皇女は反逆公爵家に就職しました」10話ネタバレあらすじ

カンナの部屋の前で寝ることで、仕事の始業時間を把握したリコリス。毎朝怒鳴られながらも、この作戦で仕事をもらえるよう、強い気持ちで臨んでいたのでした。

そんな日々が続いていく中、カンナの元で働く男性陣から、リコリスに仕事を与えるよう抗議が。無視し続けるのも、我慢の限界だったのです。

カンナは呆れながら仕事を言い渡すと、競馬場の厄介者たちを止める仕事にありつけました。魔法を有効活用して仕事をするリコリスに、面白い方法だと興味津々なレイ。

すると、ボロボロになったラッセルが狼たちを従えて、奇襲にやってきたのです。恐怖で震えるリコリスを見て、レイは剣を抜いて狼の前に立ちます。

カンナもまた、人を冒涜するラッセルに怒りを表しながら、無数の狼を相手に戦っていました。

自分も役に立ちたいリコリスは、2階へ登ると、遠距離からラッセルを攻撃。すると、自分の能力を上回る魔力を使ったラッセルは、血を吐きながら絶命していきました。

戦いが終わり、目の前が歪むリコリス。レイの手首に紫色の斑点を見つけると、そのまま倒れたのでした。

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