このページでは、「枯れた花に涙を」31話から40話までのネタバレあらすじをまとめました。
「枯れた花に涙を」31話あらすじネタバレ
樹里は蓮への気持ちに戸惑いながらも、蓮と過ごす時間が増えていきます。
蓮は「自分を利用してもいい」と言いますが、樹里は彼の優しさに罪悪感を覚えます。
蓮は樹里に「自分を好きになってもいい」と囁きますが、樹里は「鉄平が忘れられない」と心の中で葛藤します。
蓮は「自分は本気だ」と伝えますが、樹里は「蓮を傷つけたくない」と思います。
蓮は「無理にとは言わない」と微笑みますが、樹里が迷っていることに気づいています。
蓮の真剣な瞳を見つめた樹里は「蓮を受け入れてもいいかもしれない」と思い始めます。
そんな中、鉄平から「話がある」と連絡が来ます。樹里の心は再び揺れ始めます。
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「枯れた花に涙を」32話あらすじネタバレ
鉄平からの連絡を受け、樹里は会いに行きます。
鉄平は「やり直したい」と言いますが、樹里は「無理だ」と答えます。
鉄平は「自分には樹里しかいない」と言いますが、樹里は鉄平が本当に自分を必要としているのか疑います。
蓮は樹里が鉄平に会っていることを知り、動揺を隠せません。
樹里が帰宅すると蓮が待っており、「鉄平に戻るの？」と聞きます。
樹里は「わからない」と答えますが、蓮は「自分は樹里を離さない」と宣言します。
蓮の強い言葉に樹里の心は揺れます。
蓮は「これ以上、誰にも樹里を奪わせない」と決意し、そっと樹里の手を握ります。
樹里は蓮の手の温かさに涙がこぼれます。
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「枯れた花に涙を」33話あらすじネタバレ
樹里は蓮への気持ちを認め始めますが、鉄平への未練も消えません。
蓮は「自分を信じてほしい」と言い、樹里を強く抱きしめます。
蓮は「樹里が必要だ」と言いますが、樹里は「蓮を幸せにできるかわからない」と答えます。
蓮は「幸せにしてくれるかどうかじゃない。そばにいてくれるだけでいい」と言います。
蓮の言葉に樹里は心が温かくなります。
鉄平は「樹里を取り戻したい」と言いますが、樹里は「もう戻れない」とはっきり答えます。
蓮は「これからは自分が樹里を守る」と宣言し、樹里の手を強く握ります。
樹里は初めて心の底から安堵を感じ、蓮に寄り添います。
樹里はようやく「蓮と生きていこう」と決意します。
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「枯れた花に涙を」34話あらすじネタバレ
樹里は、蓮に渡したプレゼントが、自分用に購入した下着だったことに気づき、急いで彼に電話をかけました。
蓮はまだプレゼントを開けていないと答え、樹里は彼の声がかすれていることに気づき、風邪を引いているのではないかと心配します。
その夜、樹里は新しく買った下着を蓮に脱がされる夢を見て、飛び起きました。
眠った気がしないまま仕事の準備をしていると、蓮が間違って渡されたプレゼントを届けに来てくれました。
いつもとは違う雰囲気の蓮を心配すると、彼は「よく眠れなかった」と答え、自分からもプレゼントがあると言って、樹里にセーターを渡しました。
着てみるとサイズもぴったりで暖かく、後でお礼を言おうと思う樹里。
花屋に出勤すると、梨花に「そのセーター似合ってる」と褒められ、プレゼントは旦那さんからかと尋ねられました。
樹里が「離婚した」と伝えると、梨花は「結婚していると聞いたばかりなのに」と驚きつつ、何かがおかしいと感じながら、樹里と楽しげに話す蓮に声をかけます。
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「枯れた花に涙を」35話あらすじネタバレ
梨花は蓮を店の外に呼び出し、樹里とどういう関係なのかを問いただしました。
蓮が騙されているのではと心配する梨花は、樹里が「既婚者で離婚した」という話も嘘ではないかと疑います。
それに対して蓮は、「心配するなら、普通は樹里の方でしょう」と言い、すべてを知って見ていたと続けました。
樹里と鉄平の関係が破綻することを願いながら、毎日少しずつ彼女に近づいていたのです。
理由を尋ねられると、蓮は「もちろん不純な理由で」と危険な笑みを浮かべます。
そんな蓮を見守る譲二は、彼を「健気な忠犬」のようだと感じつつ、所詮は財閥のお坊ちゃんの遊びにすぎないと思っていました。
花屋で、樹里は梨花と蓮が話す様子を見て「お似合いだ」と感じ、自分たちは釣り合わないと伝えるべきだと考えます。
部屋に蓮を招き、その思いを伝えますが、蓮は「自分が普通に見えますか」と問い、樹里の否定の言葉を聞いたあと、2人はキスを交わしました。
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「枯れた花に涙を」36話あらすじネタバレ
鉄平に復讐するために、蓮の人生を台無しにしたくないと声を震わせる樹里。
「これ以上、自分を好きにならないように努力して」と頼む樹里に、蓮は「努力ではどうにもならないから、今までのように気づかないふりをして」と返します。
「嫌いだと言えば、もう二度と来ない」と告げられ、思い悩んだ樹里は「明日は迎えに来ないで」とメッセージを送りました。
蓮のことを「嫌いだ」とはっきり言えないのは、それが嘘であると自分でも分かっていたからです。
譲二に「本気なのか」と尋ねられた蓮は、酔った樹里をホテルに運び、何もせず見守るのが本当に大変だったと答えます。
樹里は蓮との関係を断ち切る方法を職場の人に相談し、「お金の無心をする」ことだと教えられました。
樹里は、自分からのお願いに蓮が無茶をするだろうと考え、「1000万円貸して」とメッセージを送りました。
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「枯れた花に涙を」37話あらすじネタバレ
「1000万円貸して」という樹里のメッセージを最後に、蓮からの連絡は途絶え、数週間が経ちました。
鳴らないスマホを見つめながら、樹里は自分の身勝手さを感じつつも、蓮がいない現実を受け入れていきます。
一方、蓮は本気で人を殺してしまいそうなほど荒れていて、その姿には緊張感すら漂っていました。
「一番目立つところを殴って」と譲二に頼むも断られ、「お金を貸しに行く」と告げます。
家の前に蓮がいるとメッセージを受け取った樹里が扉を開けると、怪我をして傷だらけの蓮が立っていました。
彼女の弱さにつけこむことを「おかしい」と思わない樹里は、「これが最後」と言って蓮の手当てを始めます。
蓮が「1000万円を用意した」と告げ、「臓器を売った」と話すと、樹里は大泣きしてしまいました。
気が済むまで泣いたあと、樹里は蓮の膝の上で「今夜は泊まって」とつぶやくのでした。
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「枯れた花に涙を」38話あらすじネタバレ
キスをされた蓮は、樹里の腰をそっと浮かせながら「今ならまだやめられます」と告げ、彼女を制止しました。
しかし、樹里は蓮の手を胸元に滑らせ、同じ言葉を返します。
樹里の身体にキスを重ねながら、蓮はゆっくりと彼女の身につけているものを外し、丁寧に愛撫していきます。
その優しさがあまりに心地よく、樹里は思わず「早く挿れて」とつぶやきました。すると蓮は妖艶に微笑みながら、樹里のズボンを脱がせ、顔をうずめます。
鉄平との行為では慣れすぎていて前戯などほとんどなく、蓮のゆっくりとした優しい愛撫に、樹里はなぜか急に後悔の念に襲われました。
それでも、「こんなふうにされて嫌がる女性なんていないですよ」と、まるで他人事のように言い放ち、彼女が「続けて」と告げると、蓮は樹里に覆いかぶさります。
蓮の大きな背中に、必死にしがみつく樹里。
ふと咄嗟に手を離すと、蓮はその手を強く握り返すのでした。
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「枯れた花に涙を」39話あらすじネタバレ
蓮のものが入り、樹里は余裕を失っていました。「力を抜いてください」と言われても、頭の中は真っ白で、自然と涙があふれてきます。
何度も経験したいつものセックスだと思っていたのに、まるで初めてのときのように身体が敏感になり、いつもとは違う感覚がまるで拷問のようでした。
「待って」とお願いすると、蓮はその言葉に従って動きを止めます。
けれども、濡れていたからといってどうにかなるサイズではなく、樹里は混乱してしまいます。
中でさらに大きくなる感覚に、樹里は「気持ちよくなってはいけない」と思いつつも、「すごく気持ちいい」と感じてしまいました。
「いい子で待っていた」蓮が腰を動かし始めると、樹里はそのまま絶頂を迎えてしまいます。
何度目かの行為のあと、「これで最後」と蓮が言い、樹里はそれを受け入れました。
優しくて、これまで見たことのないような蓮の姿と、普通じゃない彼の在り方に、樹里は愛おしさがこみ上げ、涙が止まりませんでした。
事後、疲れて眠る樹里の頬に残った涙をそっと拭いながら、蓮は優しくキスをしました。
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「枯れた花に涙を」40話あらすじネタバレ
蓮の温もりの中で目を覚ました樹里は、彼と関係を持ったことを、できるだけ軽く受け止めようと心を落ち着けていました。
服を着ようと、抱きしめる蓮の腕から抜け出そうとしますが、動けずにもがいていると、蓮が耳元で「どこへ行くの」と囁きます。
その声に、樹里は昨夜の出来事を思い出してしまいました。
結局、バイトには行かずじまい。最近の自分は、蓮と出会ってから衝動的にお金を使ったりして、どこか自分らしくないと感じています。
蓮の体に無数の傷跡を見つけた樹里は、想像を超えるほどの痛みを彼が経験してきたのだと感じ、「もうケンカはしないで」とそっと伝えました。
お腹が鳴った樹里に気づいた蓮は、「何か作るよ」と言って布団を出ます。
その姿に、樹里はかつて鉄平がキッチンを燃やしたことを思い出し、様子を見に行こうとしますが──。
蓮はそんな樹里を持ち上げて布団に戻し、「疲れてるんだから休んで」と優しく頭を撫でました。
キッチンに向かう蓮の大きな背中を見つめていると、振り返った彼の笑顔に、思わず樹里の頬は赤く染まるのでした。
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