このページでは、「クズな夫には淫らで最高の復讐を」1話から10話までのネタバレあらすじをまとめました。
「クズな夫には淫らで最高の復讐を」1話ネタバレあらすじ
セレナは、初恋の相手であるヘヴンの父親が主催するパーティーに出席しました。
ヘヴンは11年前、迷子になっていたセレナを助けたことをきっかけに、彼女の心に特別な存在として刻まれていました。しかし、その端正な容姿と魅力から、ヘヴンは常に多くの女性に囲まれており、セレナは彼に近づく勇気が持てずにいました。
そんな中、ヘヴンの父親であるクレイドル伯爵がセレナに声をかけます。そして彼は、セレナに「家族の一員のように思っている」と伝え、驚くことに、パーティーの場でセレナとヘヴンの婚約を発表したのです。
その後、両家の顔合わせも無事に行われましたが、セレナは心の中で不安を抱えていました。果たして、これはヘヴンにとって望まない結婚なのではないかと悩んでいたのです。しかし、彼はそんな様子を一切見せず、セレナに対して優しく、誠実に接してくれました。そしてついに二人は結婚の日を迎えます。
迎えた初夜、ヘヴンの態度はこれまでとは異なるものでした。彼は歪んだ表情でセレナに向き合い、「平凡な女である君と結婚した自分が可哀想だ」と冷たく言い放ったのです。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」2話ネタバレあらすじ
ヘヴンの本性を知り、今までの彼が偽りだったことに驚き悲しむセレナ。しかし、無理やり初夜を迎えることになってしまいます。
ヘヴンは痛みに耐えながら嫌がるセレナの姿に興奮し、乱暴に振る舞いました。そして、「これは政略結婚だ。何も期待するな」と冷たく言い放ったのです。
初めての行為で痛みを伴うにも関わらず、ヘヴンは容赦なく雑に接し、意地悪な笑顔でセレナを辱めるような言葉を投げかけました。それでもセレナは、彼がかつて優しかったころの思い出をふと心に浮かべ、そんな自分に腹を立てます。
その後、毎週金曜日に後継を作るためだけの行為が繰り返される日々が始まりました。それ以外の時間、ヘヴンは好き勝手に過ごし、セレナに対して心を閉ざしています。こうした彼の態度に、セレナは深く傷ついていきました。
ある日、夫婦で舞踏会に参加した際、ヘヴンはセレナを残したまま、美しい令嬢に誘われてダンスに向かってしまいます。一人残されたセレナには、周囲から陰口が浴びせられるばかりでした。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」3話ネタバレあらすじ
誰の目から見ても、セレナはヘヴンに愛されていませんでした。その状況は実母だけでなく、義母や義兄にまで心配されるほどです。しかし、この国では女性の立場が低く、それを嘆きながらも受け入れるしかないとセレナは自分を納得させていました。
そんな中でも、セレナはヘヴンの心を引きつけようと、流行を取り入れた装いに挑戦し、自分磨きに励みます。しかし、ヘヴンは彼女に一瞥もくれず、無視し続けました。さらに、舞踏会ではセレナの目の前で、他の女性とキスをする姿を見せつけるという冷酷な行動に出たのです。
「どうしてこれほどまでに惨めな思いをしなければならないのか。」
そう悔やむセレナでしたが、次第にその怒りの矛先をヘヴンに向けるようになり、「悪いのはすべて彼だ」と復讐を決意します。
セレナが最初に向かったのは娼館でした。彼女は大金を支払い、一番人気の娼婦を指名します。そして、自分を軽視し続けたヘヴンに後悔させるため、娼館で閨の手ほどきを受けることを決心したのです。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」4話ネタバレあらすじ
夫のプライドをへし折り、恥をかかせる方法を知りたいと娼婦に相談したセレナ。すると、娼婦は「特別授業」を行うと言い、男性を呼び寄せて服を脱がせ、セレナに具体的な手ほどきを始めました。
さらに、娼婦からは「魔女の薬」と呼ばれる即効薬を紹介されます。その薬は3滴で効果が現れると言われましたが、セレナはそれでは足りないと判断し、適量の倍の量を使うことを決意。ヘヴンに苦しみを与える計画を練ります。
金曜日の夜、セレナは娼館からの帰りに買った高級なワインを用意し、それを片手にヘヴンを待っていました。ワイン好きなヘヴンは、そのワインが年代物だと気づくと、すぐに興味を示し、セレナに注ぐよう命じます。
セレナは、笑顔を浮かべながら薬を仕込んだワインを差し出し、ヘヴンに飲ませました。その瞬間、ヘヴンは苦しそうに床に倒れ込みます。息が荒くなり、頬が紅潮するヘヴンの姿を見下ろしたセレナは、冷たい笑みを浮かべながらその様子を見つめていました。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」5話ネタバレあらすじ
12年前、迷子になったセレナはヘヴンに助けられ、その優しさと美しさに心を奪われました。彼はまるで天使のようで、セレナにとっての初恋の相手となったのです。
しかし今、セレナの目の前で、かつての「天使」だったヘヴンは、無様な姿で床に這いつくばっています。
ヘヴンとの結婚生活の中で、セレナは周囲から「天使の塵」と嘲笑され続けてきました。その屈辱の日々に耐えきれず、ついに復讐の火が彼女の中で燃え上がったのです。
薬の効果で、屈辱的な姿をさらしているヘヴン。それでも彼の身体は、心とは裏腹に反応してしまいます。セレナは、彼の弱点を知り尽くしていました。彼女はまず、ヘヴンの身体の反応を利用し、足で彼を弄び焦らしました。そして彼を絶頂へと追い込みます。
それでも興奮の収まらないヘヴンの身体は、理性を裏切り正直にセレナを求め続けました。セレナは冷笑を浮かべながら、「簡単には満足させない」と彼をさらに焦らします。そして自らの衣服を脱ぎ去ると、ヘヴンに跨り、静かに言い放ちます。
「あなたの子種は私のもの。ちゃんと孕ませてちょうだい。」
そう言うと、セレナは彼に要求を突きつけ、意志を貫くように彼を受け入れたのです。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」6話ネタバレあらすじ
セレナが跨り挿れた瞬間、ヘヴンはあっけなく達してしまいました。その情けない姿に、セレナは満足げな笑みを浮かべながら言い放ちます。
「これは私自身の自慰行為よ。あなたなんてただの道具に過ぎないわ。」
セックスの快感を初めて感じたセレナは、一瞬イきそうになるものの、途中で行為をやめます。そして、ヘヴンの反応を見ながら棒に薬を塗り、それを嫌がる彼に無理やり挿入しました。痛みに顔を歪めるヘヴンに対して、セレナは冷たく言います。
「初めてはそんなものよ。」
その言葉は、彼がかつてセレナの初めてを乱暴に扱った際に投げかけたものと同じでした。
さらにセレナは、これまでヘヴンがどれだけの女性を虜にし、抱いてきたのかと問い詰めます。するとヘヴンは涙を浮かべながら、意外な答えを口にしました。
「君だけだ……。」
その言葉にセレナは一瞬動揺し、彼の拘束を解いて部屋を出ようとします。しかし、その隙を見て今度はヘヴンが反撃に出ました。彼はセレナを捕まえると、薬の入ったワインを口移しで飲ませ、低い声で宣言します。
「これから毎晩、君を犯してやる。」
その言葉を耳にしたセレナの心には、新たな恐れと複雑な感情が入り混じっていました。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」7話ネタバレあらすじ
翌朝、セレナが目を覚ますと、目の前にはまだ眠っているヘヴンの姿がありました。セレナは平然とした態度で、「朝食は何かしら?」と尋ねます。その普通の振る舞いに、ヘヴンは驚いた様子を見せました。
拘束を解けばどうなるかなど想像がついていたセレナは、彼の動揺を見て心の中でほくそ笑みます。すべて自分の手のひらの上だと確信しているセレナは、ヘヴンを嘲笑うような気分で上機嫌でした。
しかし、その日は気が進まないお茶会が控えており、セレナは仕方なく準備に取りかかります。支度をしている最中、メイドがセレナの首筋にある噛み跡を見つけてしまい、セレナは思わず赤面しました。
さらに、義兄であるロレンツォからの手紙が届いていないと聞き、セレナは少し気を落とします。その様子を見たメイドが、「ヘヴン様とのご関係はどうか存じませんが、ロレンツォ様との文通については…」と慎重に意見を述べました。その言葉から、ヘヴンとロレンツォが表面上は仲が良さそうに見えても、内心では何かわだかまりを抱えていることをセレナは察します。
その後、セレナが出席したお茶会は、ヘヴンが舞踏会でキスを見せつけた相手、ローザが主催するものでした。セレナは何とも言えない気持ちを抱えながら、その場へと足を運ぶことになります。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」8話ネタバレあらすじ
美しく穏やかな外見を持つローザですが、彼女はヘヴンの結婚相手であるセレナに対して密かに敵意を抱いていました。さらに、ローザは自分の手を汚さない狡猾さを持ち合わせた女性だったのです。
お茶会が始まると、そこで交わされる会話はセレナには馴染みのない話題ばかり。ローザがセレナに向ける言葉も、一見親切そうでいて、実は嫌味に満ちたものでした。さらに、周囲の令嬢たちは、舞踏会でヘヴンとローザがキスをしたことを知っているにもかかわらず、セレナに「結婚生活について詳しく教えてほしい」とわざとらしく問いかけてきます。
それでもセレナは昨夜の出来事が自信となり、毅然とした態度で応じます。そして、わざと首筋の噛み跡を見せつけると、周りの令嬢たちは一瞬言葉を失いました。
令嬢たちがセレナの態度に反発する中、ローザも冷静な表情を崩さず「調子に乗らないことね」と釘を刺します。しかし、セレナは静かに席を立ちました。
「もう我慢し、耐えるだけの人生を終わらせる。」
そう心に決めたセレナは、堂々と令嬢たちとローザに微笑みかけると、そのままお茶会を後にしました。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」9話ネタバレあらすじ
お茶会で出された飲み物や食べ物に警戒して何も口にできなかったセレナは、帰宅後、浴槽に浸かりながら侍女のナリに「お腹が空いた」とぼやきました。そんな中、突然ノックもせずに浴室に入ってきたのはヘヴンでした。彼はナリに浴室から出るよう命じると、自らも服を脱ぎ、セレナが浸かっている浴槽に入ってきました。
驚くセレナにヘヴンは何も言わずキスをし、そのまま彼女を抱きます。セレナは、ヘヴンが以前「結婚してから君しか抱いていない」と言った言葉が真実なのか確かめたいと問いかけました。すると、ヘヴンは冷たく「性欲の処理はお前で間に合っている」と返します。その一言に、セレナの胸には複雑な感情が広がりました。
事後、浴室で身体が冷えてしまったセレナがくしゃみをすると、ヘヴンは黙って彼女の髪を丁寧に拭いてくれました。その優しさに戸惑いながらも、セレナは「周りの人を大切にしないと、自分も大切にされないわ」と静かに伝えます。
しかし、ヘヴンはそれに対し「どうせ奪われるんだ」と意味深な言葉を残し、浴室を後にしました。セレナはその言葉の真意を測りかねながら、独り浴槽に浸かり続けました。
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「クズな夫には淫らで最高の復讐を」10話ネタバレあらすじ
「世継ぎはいつになるのだろう」と侍女たちの間で噂が立ち、ヘヴンが毎晩セレナの部屋を訪れているという話題で盛り上がる声を、セレナは陰で聞いてしまいました。その無遠慮な会話に傷つきつつも、侍女頭のナリが配慮に欠ける侍女たちを厳しく叱る姿に、セレナは小さな救いを感じます。
半月後に控えたのは、ヘヴンが幼い頃から親しくしているオヴェラート伯爵の夜会でした。セレナが「どうせいつものように壁の花になるだけ」と諦めたように言うと、ヘヴンは彼女をベッドに押し倒し、強引にキスをして言い放ちます。
「俺の妻として、堂々と挨拶をしろ。」
ヘヴンの妻である自分の役目が「世継ぎを産むこと」だと理解しているセレナ。しかし、もし子供を産めば、今までのように毎晩ヘヴンに抱かれることがなくなり、本当に彼が他の女性の元へ行ってしまうのではないか、という不安が胸をよぎります。
彼への復讐を誓い、冷たく振る舞ってきたはずのセレナ。けれど、毎晩ヘヴンと過ごすうちに、自分の中に矛盾する感情が芽生え始めていることに気づいてしまったのです。その感情に戸惑いながらも、セレナはその場で何も言えずにただヘヴンを見つめていました。
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