このページでは、「奴隷公爵の愛は、優しくて執拗的だった」31話から40話までのネタバレあらすじをまとめました。
「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」31話ネタバレ
屋敷に戻ったシオアナとエティエン。お互い欲情しており、深いキスを繰り返していました。
エティエンはシオアナをベッドに座らせると、足の指にキスをしたり舐めながら愛を示します。
その行為が新婦を迎えた初夜での行いで、ウルチェカの伝統だったのです。シオアナは、エティエンが知っているのに疑問を持っていました。
深く考え事をする前にエティエンから押し倒されると、優しく愛撫され続けるシオアナ。エティエンの鼓動を感じると、顔を赤くさせます。
そして愛している人から抱きしめられたエティエンは、我慢の限界に達していました。
無理やりシオアナの股を開き、丁寧に愛撫すると、ズボンが苦しくてたまりません。
シオアナがズボンを脱がせると、美しい容姿に反してあそこが凶悪なことに驚き、顔を青ざめたのでした。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」32話ネタバレ
シオアナは幼少期、マーサから性教育を受けていましたが、それは全く意味がなかったことに気付きます。
それほどエティエンのものが凶悪すぎたのです。
うろたえるシオアナに一度行為を止めようとするエティエンでしたが、今更止まることもできません。
シオアナは受け入れると、2人は重なり合いました。
激しく腰を振るエティエンに涙を流しながら痛みに耐えるシオアナ。しかし、エティエンは決して止めませんでした。
翌朝、シオアナの父が朝食を取りながら新聞を読んでいると、マーサからノア伯爵邸での出来事を伝えられます。
深刻な顔になると、レグベルを放って帰ってこないイーライに腹を立てていました。
一方のイーライは、ノア伯爵邸にてノアと話をしていました。
シオアナが帰ったことを知らず戸惑っていると、ノアからの圧力で絶望するイーライ。追い打ちをかけるように、ノアから一丁の拳銃をプレゼントされたのでした。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」33話ネタバレ
シオアナとエィテエンは、初めての行為の後、抱き合いながら昼まで眠ってしまいました。
目を覚ましたシオアナが彼の寝顔を眺めていると、突然マーサが部屋に入ってきます。驚いたシオアナは、思わずエィテエンをベッドから放り投げてしまいました。
シオアナの様子を見て、二人の関係に気づいたマーサは、もし本当にレグベルを出ていくつもりなら、自分も親として一緒に行くと伝えます。
一方、ピエールは結婚式までシオアナを屋敷に閉じ込めておくことに失敗し、彼女の扱いに手を焼くようになっていました。シオアナでなくてもよいと思いながらも、共に過ごすうちに彼女への欲望を抑えられなくなっていたのです。
そして、与えた高価な品々をすべて置いて姿を消したシオアナに、不審なものを感じるピエールは――。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」34話ネタバレ
小屋に閉じ込められたエリザベスは、ダリアに対して、どうしてこんなひどいことができるのかと問い詰めました。
しかし、ダリア自身もイーライに脅され、どうすればいいのか分からずに困惑していました。
やがてイーライが現れると、エリザベスは震えながらも家に帰してほしいと懇願します。けれど、彼が差し出したのは婚姻証明書でした。その瞬間、エリザベスの心は絶望に沈みます。
一方その頃、シオアナは書斎で婚姻証明書を見つけ、それをエティエンに見せました。そして、自分たちだけの証として大切にしたいと伝えます。
エティエンは迷うことなくサインし、その姿に喜びがあふれたシオアナは思わず彼に抱きつきました。すると彼は冷静に、出発する前にイーライを片付けるべきだと考えます。
父親と三人で食事をしながら、嘘をついて旅行へ行く計画を話すシオアナは、胸の奥に罪悪感を抱いていました。
そこへ突然、場をかき乱すようにイーライが姿を現れ――。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」35話ネタバレ
シオアナの逃亡を阻止するかのように現れたイーライは、食事の席につくなりエティエンを鋭く睨みつけました。
そんなイーライに対し、父親はなだめるように声をかけます。しかし、イーライは今は剣術の相手が必要だと主張しました。
父は、それならば剣術の勝負でもしてみてはどうかと提案し、余興として面白いだろうと言います。しかし、その言葉に苛立ったイーライは、マーサに剣を持ってくるよう命じました。
イーライの品のない態度に父も怒りをあらわにし、食事はそこで終わりを迎えます。シオアナは、兄の様子がどこかおかしいことに疑問を抱いていました。
その後、廊下を歩きながらエティエンと話していると、ふと「計画」という言葉を耳にしたイーライが立ち止まり、二人を引き止めます。
次の瞬間、イーライはシオアナにつかみかかり、彼女の結婚を持ち出して怒鳴りつけました。しかし、シオアナは初めて兄に対して反論します。
ところが、彼女の反抗的な態度を許さないイーライは、再び暴力を振るおうとしました。その瞬間、背後からエティエンが勢いよくイーライを殴りつけたのです。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」36話ネタバレ
目を覚ましたイーライは、マーサから転んだのだと言われます。
その後、父に執務室へ呼ばれ、不在中に家をめちゃくちゃにしたことを叱責されました。さらに、ノア伯爵への借金まで知られてしまいます。
頭を冷やし、もう一度父に説明しようと考えるイーライの耳に、悪魔の囁きが響きました。
一方、マーサはイーライもシオアナもどうかしてしまったと感じ、特にエティエンには怒りを覚えます。暴力が染み付いた男は変わらないと信じる彼女は、どうにかしてシオアナとエティエンを引き離そうと決意しました。
シオアナはエティエンの行動を責め、彼が報復に遭い命を落とすことを恐れます。彼を必死に引き止め、「自分のものだ」と訴えました。
エティエンはイーライが消えればレグベルは天国になると思う一方、シオアナはそれでも地獄だと考え、二人の思いはすれ違います。
その時、大きな落雷が鳴り響き――イーライは血を流して倒れる父を抱きしめていました。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」37話ネタバレ
シオアナは、父の死について「金銭目的の強盗に襲われ、遺体の回収もままならなかった」と兄から聞かされていました。
ノアは葬儀を手伝い、父が亡くなった今、イーライが伯爵となり、家の財産はすべてノアのものになりました。
それからというもの、莫大な借金を抱えたエブゲニア家には毎日のように借金の取り立てが押しかけました。怪しい気配を感じるたびに、エティエンはシオアナを守っていました。
突然すべての責任を背負い込むことになったイーライは頭を抱え、シオアナが持っていたわずかな宝石を金に換えさせ、さらには髪まで売らせたのです。
「髪まで売った女を妻に迎えるような変わり者の貴族はいないだろう」――シオアナはそう思っていましたが、その予想は大きく外れます。
イーライはノアにすべてを譲り渡すことを条件に借金を精算し、シオアナとの結婚を急がせたのです。
ノアは何かを企むような様子でシオアナを気遣い、「家族同然だ」と言って優しく肩を寄せました。
それを見ていたエティエンは――。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」38話ネタバレ
落雷の音を聞き、トワインの部屋に入ったジョセフは、イーライが彼を撃ち殺した後、その遺体の処理を手伝わされました。
エティエンは奴隷になる前に学校で習ったことを思い出します。
――負債のせいで家の財産が他人に渡った場合、未婚の女性も財産に含まれるため、債権者の所有になる。
その話を聞いたクラスメイトが「家の娘が両親に内緒で結婚していたらどうなるのか」と質問すると、教師は「既婚者は財産に含まれないため、所有権は移らない」と答えました。
その話を思い出したエティエンは、シオアナと一緒に書いた婚礼誓約書を眺め、「これを提出しようか」と提案します。
シオアナは不安に思い、その提案を否定しますが、エティエンは引き下がらず、「今回だけは俺を信じてほしい」と言って彼女をベッドに押し倒します。
エティエンは胸の内で「彼女に自分だけを頼るしかない状況になってほしい」と願っていました。
シオアナはもう一度考えた末に、誓約書を提出することを拒みますが、エティエンは彼女が了承するまで一晩中攻め続けて、寝かせませんでした。
翌朝、エティエンは誓約書を提出するために、こっそりと馬に乗って屋敷を出ました。
しかし、その様子をノアが物陰からじっと見ていて――。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」39話ネタバレ
真っ赤な瞳の少年がハイベルで路上生活をしている――
そんな噂を聞いた青年は、エティを探し続け、途方に暮れていました。
エティは神殿に着き、誓約書を提出してシオアナの元へ帰ろうとします。
そのとき、背後から声をかけたのはセドリックでした。
「君の瞳を一度見たら忘れることはできない」
そう言ってエティを引き留めたセドリックは、奴隷になる前のクラスメイトでした。
セドリックは「ルートヴィヒが君を探している」と告げ、公爵の地位を得た今、国に戻るよう勧めます。
しかし、エティは呆れたように笑い、袖をまくって奴隷の烙印を見せながら答えました。
「俺はシオアナとひっそりと生きていく」
セドリックがルートヴィヒへの復讐心を煽るような言葉をかけると、エティは素早くナイフを突きつけます。
「自分は死んだ、と彼に伝えろ」
そう言い残し、エティはその場を立ち去っていきました。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」40話ネタバレ
シオアナは、エティの帰りを朝まで寝ずに待っていましたが、彼はまだ帰ってきていませんでした。
積もった雪を見たノアは、「使用人は雪かきもしない怠け者だな」と呟きます。
「レグベルではどうせすぐ積もるから、雪かきはしないものよ」そう教えると、ノアは「君には冬が一番よく似合う」と言って、そっと顔を近づけました。
そのとき、遠くにエティの姿を見つけたシオアナに、ノアは冷ややかに言います。
「遠くに行っていたなら、ちゃんと主人に報告すべきだろう?」そう言って、エティを呼びつけました。
ノアはエティに靴を拭くよう命じると、彼の手を踏みつけました。袖からのぞいた奴隷の烙印を見て、ノアはさらにエティの頭を踏みつけます。
「やめて!彼は……彼は私たちの家族よ!」シオアナは必死に訴えました。
しかし、ノアは静かに言います。「レグベルは、僕のものだ」
その言葉に、シオアナは絶望するのでした。
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