このページでは、「枯れた花に涙を」41話42話43話のネタバレあらすじをまとめました。
「枯れた花に涙を」41話あらすじネタバレ
蓮は、樹里の家から彼女が捨てたある物を持ち出し、自分の部屋でそれをじっと見つめていました。
やがて、樹里が「シャワーを浴びてくるね」と言って部屋を出ていくと、蓮は「こんなにも自分を信じているなんて」と少し呆れながら、部屋の中を見渡します。
そして、樹里の部屋から、自分ではない“誰か”の痕跡がすっかり消えていることを確認しました。
蓮は、樹里と鉄平のプリクラを見つけては静かに捨て、彼女がまとめていた鉄平との思い出の品の中から、1枚の紙に目を留めます。
その紙を見つめていると、ちょうどそのとき、蓮の家に譲二がやってきました。二人は一緒に人生ゲームをすることにします。
譲二から見る蓮は、以前とはどこか雰囲気が違っていました。蓮の少し鼻につくような態度に、譲二は「樹里と関係を持ったのかもしれない」と感じます。
一方で樹里は、蓮がそばにいなくても、彼の低い笑い声が耳元をくすぐるように聞こえる気がしていました。
その頃、鉄平はというと──。情事のあと、亜里沙に「かまってほしい」と甘えられ、面倒くさそうにスマホを眺めていました。
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「枯れた花に涙を」42話あらすじネタバレ
鉄平は亜里沙に頼まれて料理を作っているうちに、かつて付き合っていた樹里のことを思い出します。
ある日、樹里は突然「ご飯をご一緒してもいい?」と鉄平の家を訪ねてきます。しかし、父親が帰ってくるという話を聞くと、不安そうに震えていました。
そんな彼女の様子に、鉄平も緊張し、思わず生唾を飲み込みます。
やがて、樹里は鉄平が鼻血を出していることに気づき、自分の太ももで拭こうとします。そのとき、鉄平の身体の反応に気づいてしまいます。
戸惑いながらも鉄平は樹里を押し倒し、服を脱がせて関係を持とうとします。
挿入した瞬間、彼は達しそうになりますが、そのとき樹里の涙に気づきます。にもかかわらず、彼は感情に流され、「好きだ」と繰り返しながら彼女を抱きしめ続けました。
鉄平の記憶の中で、樹里はいつも泣いています。彼は、彼女が今も変わらず自分の帰りを願って涙を流してくれていたらと、どこかで願っているのです。
一方、樹里は蓮との関係について深く考えすぎないようにしようと決め、自分の揺れ動く気持ちに振り回されないよう心を整えようとしていました。
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「枯れた花に涙を」43話あらすじネタバレ
デートだと言われて着いたのは、いつもの帰り道だった。
蓮はもう少し一緒にいたかったけれど、樹里が忙しいことを知っているから、「いい子で待ってる」と笑って言った。
プレゼントした手袋をつけない蓮を見て、樹里は「寒そうだな」と思い、そっと手を繋ぐ。思わず繋いだその手を、蓮は優しく握り返し、「あったかいね」と微笑んだ。
体の関係を持ったはずなのに、手を繋いだだけで胸が高鳴る――そんな自分に戸惑う樹里。
彼女は蓮に、これは本気の恋ではなく、あくまで“体だけの関係”だとあらためて告げた。
蓮はそれを、静かに受け入れたように見えた。
何も言い返さない蓮の態度に、樹里はどこか苛立ちを感じながら背を向け、ひとり家へと帰ろうとする。
すると蓮が「もう一度、薬を塗ってほしい」と言いながら、そっと体を近づけてきた。
「下心、見え見えなんだけど」と言ってあしらう樹里に、蓮はからかうように顔を寄せる。
そして、彼女の首筋をなぞるようにキスをすると、「また明日」とだけ言い残して、その場を離れた。
――すべてを捧げても、まだ彼女には足りない。蓮はそんな思いを胸に抱きながら、夜の街を後にした。
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