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【真の当主は私だった】11話ネタバレから20話ネタバレまで

真の当主は私だった ネタバレ

このページでは、「真の当主は私だった」11話から20話までのネタバレあらすじをまとめました。

「真の当主は私だった」11話ネタバレ

宴の席で、エルハイム公爵と皇太子が婚約について話していました。
しかしリアンは「成人式後に婚約を行いたい」と申し出ます。
それは、リアルテをエルハイムに留め、自身が当主となるためでした。

宴の後、リアルテはかつて母が大切にしていた部屋を訪れます。
そこは、父から「しつけ」と称して暴力を受けた場所でもありました。

そこへ現れた公爵は、リアルテがミハエルと踊ったことに怒り、娘として扱わないと告げます。
しかし、リアルテはそれを受け入れ、公爵の矛盾を指摘しながら部屋を去りました。

父は今も、母の死をリアルテのせいだと思い続けていたのです……。

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「真の当主は私だった」12話ネタバレ

宴の後、リアルテはミハエルの最後の呪いを解きました。

完全に視力を取り戻した彼は、浮かない表情のリアルテを見て「何かあったのか」と尋ねます。
リアルテは幼い頃、雪の山荘に置き去りにされたことや、家族に利用され続けた過去を語りました。

彼女の辛い話を聞き、ミハエルは強く抱きしめます。
「必ずここから連れ出す」と誓いました。

一方その頃、精霊王のもとへ向かったリアンは、突然荒ぶる力を浴びせられます。
精霊王は告げました。

「お前は偽物だ」と――。

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「真の当主は私だった」13話ネタバレ

エルハイム公爵は、リアンこそが精霊王の主だと信じていました。
しかし、精霊王は彼を偽物だと怒り、真の主人を連れてくるよう命じます。

一族の覚醒者たちが試みるも、誰も適合しませんでした。
その頃、ミハエルは呪いが解けたことでビルーチェへ帰る準備を進めます。

リアンは彼を見送りに訪れ、「リアルテとは二度と会わせない」と告げました。
しかし、ミハエルは不敵に笑い、再会を予言して去っていきます。

それから数ヶ月後、リアルテは新しい部屋に閉じ込められていました。
リアンは彼女を一生エルハイムから出さないつもりでした……。

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「真の当主は私だった」14話ネタバレ

皇太子の狙いは、眠る黒の精霊王の力を掌握し、皇権を盤石にすることでした。
それを知ったダンテリオンは急ぎエルハイムへ戻ります。

一方、成人式を翌日に控えた夜、リアルテは神殿を訪れました。
エルハイムの覚醒者たちが頻繁に呼び出されていることに違和感を覚えたからです。

直系の覚醒者しか開けられない扉が、彼女の前で静かに開きました。
中には、前世の最後に見た青い彼がいました。

目を開いた青年は、リアルテを見つめ、微笑みます。

彼こそが、水の精霊王だったのです……。

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「真の当主は私だった」15話ネタバレ

水の精霊王はリアルテを「初代当主ユルエンの生まれ変わり」と告げました。
彼はこれまでのリアルテの境遇に怒りますが、彼女は報復を望みませんでした。

成人式当日、リアルテは監視をつけられ、逃げられないようにされていました。
そんな中、皇太子や皇女ニニアンも式に訪れます。

しかし、会場がざわめきました。
そこへ、招待されていないはずのミハエルが現れたのです。

彼は約束を果たすため、リアルテを迎えに来ました。

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「真の当主は私だった」16話ネタバレ

ミハエルの前に立ちはだかったリアンは、水の力を放ちます。
しかし、その力はリアルテの圧倒的な水の力に阻まれました。

初めて彼女の力を目の当たりにした人々は驚愕します。

リアルテはエルハイム公爵に決別を告げました。
「私はもう、誰かの付属品ではない」と――。

夢にまで見たエルハイムの外の世界。
ミハエルは「過去を忘れさせてあげる」と優しく伝えました。

そして、彼女が最初に望んだものを叶えるため、馬車の扉を開きました。
そこには、茜色に染まる美しい海が広がっていました……。

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「真の当主は私だった」17話ネタバレ

月明かりに照らされた海を眺め、リアルテはその広さと美しさに心を奪われました。

そばに来たミハエルは、彼女と「これから何度でも海を見に行く」と約束します。

一方その頃、エルハイムでは公爵が息子たちを連れ、精霊王のもとへ向かっていました。

そこで精霊王は告げます。

「リアルテこそが初代当主ユルエンの後継者だ」

さらに、リアンは母の生命力とリアルテの力を奪い、覚醒したのだと……。

そして、リアルテがいなくなった今、エルハイムの者は二度と力を使えなくなると――。

公爵は絶望し、叫びました。

「リアルテを取り戻せ……!」

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「真の当主は私だった」18話ネタバレ

リアルテが目を覚ますと、馬車はビルーチェ公爵家に到着していました。

ミハエルの父・カルメン公爵は、息子を救ったリアルテに感謝の意を伝えます。

彼女の護衛として、前世で数百の兵を倒した戦士・メルリンがつけられました。

その夜、リアルテは初めてケーキを口にします。
「こんなものがあるのですね」と呟く彼女に、ミハエルは言いました。

「これからたくさん知ればいい」と――。

しかし、その穏やかな夜に突如、叫び声が響きます。
リアルテは思わず振り返りました……。

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「真の当主は私だった」19話ネタバレ

夜、リアルテは獣のような唸り声を聞きます。
しかし、メルリンには聞こえませんでした。

その頃、エルハイムではビルーチェへの抗議文が送られていました。
なぜか、皇太子ルーカスからも――。

カルメン公爵は手紙の破棄を命じ、しつこい者には制裁を行うと宣言しました。

再び響いた叫び声に、リアルテは正体を確かめるため別邸へ向かいます。

扉に手をかけた瞬間、何かが目の前に現れました……。

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「真の当主は私だった」20話ネタバレ

真夜中、リアルテはカルメン公爵と庭園を歩いていました。
彼に尋ねたいことがあったのです。

「この屋敷の裏にある建物は何ですか?」
「夜な夜な聞こえる呻き声は……?」

しかし、公爵は答えず、代わりに一粒の飴を手渡しました。

翌日、庭園でミハエルと再会したリアルテは、昨夜の飴を握りしめながら尋ねました。

「先代公爵は、今もご健在なのですか?」

ミハエルの表情が曇ります。
「……もういない」

リアルテの記憶では、先代公爵はまだ存命のはずでした。

彼女は、ある可能性に思い至ります。

確かめるため、ミハエルと共に別邸の扉を開くのでした……。

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