このページでは、「岩肌の花嫁は愛で溶かされる」11話から15話までのネタバレあらすじをまとめました。
「岩肌の花嫁は愛で溶かされる」11話ネタバレあらすじ
帝都では、咲子と清の結婚式に向けて、屋敷から神社まで赤い絨毯が敷かれ、街は華やかに賑わっていました。
花嫁衣装に着替えた咲子に、清は「母に綺麗な姿を見せたいから」と言って、神の乙女としての力を使うよう頼みました。
気が乗らない咲子ですが、「財産をもらうためにはゴマすりも必要だ」と思い直し、力を使うと義母の姿が一気に若返り、清はその美しさに感動します。
白蘭と岩子が西園寺邸に到着したと聞くと、咲子は「自分の美しさと帝都一の資産家の花嫁としての称賛、そして岩子への嘲笑が待ち遠しい」と思いました。
しかし、パレードが始まり、白蘭の姿を見つけた群衆がどよめきます。
人々の注目が集まったのは、彼の隣にいた女性――変わり果てた岩子の美しい姿でした。
岩子の顔から岩が取れていたことに驚いた父親が手を上げようとすると、白蘭がそれを阻みます。
清は母親とパレードを歩き、咲子は岩子と並んで歩くことになるのでした。
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「岩肌の花嫁は愛で溶かされる」12話ネタバレあらすじ
パレードを見守る人々は、岩子の美しさに目を奪われ、さらに御笠屋のドレスがよく似合っていると賞賛の声を上げました。
それに比べられる形となった咲子は、まるで見せ物にされているようだと憤り、岩子に食ってかかります。
しかし岩子は、咲子に「身だしなみの大切さを教えてもらったおかげで、妻としての自覚が芽生えました」とお礼を伝え、優しく微笑みました。
その笑顔に怒りが頂点に達した咲子は、わざと足をかけて岩子を転ばせようとします。
つまずきかけた岩子を支えたのは、白蘭でした。
岩子が足をくじいていたことに気づいた白蘭は、彼女を抱きかかえてそのまま式を退席します。
咲子は、国民も清も両親も、みんなが岩子を見ている現実に打ちのめされ、慟哭しました。
白蘭が「清が岩子を恋する目で見ていた」と話すと、岩子は「もしかして嫉妬しているのでは」と感じるのでした。
その夜、岩子の顔を見た父親は、「神代家のために、まだ役に立ってもらう」と告げます。
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「岩肌の花嫁は愛で溶かされる」13話ネタバレあらすじ
咲子は、自分の初夜にふさわしい豪華なベッドルームに心を躍らせていました。
そんな中、清は「どうして岩子の岩がなくなっていたのか」と話し出し、「呪われた男の妻でいるのは不憫だから、自分が救ってあげたい」と語ります。
さらに、「岩子を妾にするのはどうだろう」と無神経な提案までしました。
それを聞いた咲子は怒り心頭となり、清に枕を投げつけて、勢いよく彼を部屋から追い出しました。
「一番に愛されなければ意味がない」と思う咲子の心は、どれほどお金があっても満たされませんでした。
そしてついに、「岩子から白蘭を奪ってやる」と高らかに笑い出します。
一方その頃、白蘭は岩子を抱きかかえたまま屋敷に戻り、キネに岩子の手当を頼むと、自分は汗を流すため風呂へ向かいました。
岩子は「ありがとうございます」としか言えず、咲子に祝福の言葉を伝えられたことを感謝したいと考え、キネに相談を持ちかけました。
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「岩肌の花嫁は愛で溶かされる」14話ネタバレあらすじ
湯船に浸かりながら、白蘭は父親が宣告どおりに20歳の誕生日で命を落としたときの衝撃を思い出していました。
そのとき、涙を流す母に「次はあなたの番」と告げられ、白蘭は「自分が死んでも悲しむ人が現れないように」と孤独に生きる決意をしたのです。
けれど、岩子と出会ったことで、その誓いは静かに揺らいでいきました。
彼女を思うだけで呪いの刻印が疼き、胸が締めつけられるような痛みを感じます。
そんなとき、風呂の前に気配を感じた白蘭が目をやると、そこには岩子が座っており、「背中を流させてください」と言いました。
岩子は「自分の身体ひとつで何かできることがあれば」と願っていたのです。
白蘭はその言葉に心を動かされ、「緊張しないで、湯に浸かりなさい」と優しく促しました。
岩子は緊張で身体が強ばり、まるで本当の岩のように固くなっていました。
白蘭がそっと触れたとき、岩子は思わず声を上げてしまいました。
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「岩肌の花嫁は愛で溶かされる」15話ネタバレあらすじ
岩子は緊張のあまり、顔を耳まで赤らめていました。
その奥ゆかしさに、白蘭は心を奪われそうになります。
白蘭から優しくキスをされると、岩子は胸の奥が熱くなり、「お礼をしに来たつもりが、逆に自分の方が癒されている」と感じました。
白蘭は、岩子の存在や感情に誠実に向き合い、「何も無理をしなくていい」と伝えます。
しかし岩子は、「私にも、あなたに何かして差し上げたいのです」と言って、そっと彼の手を取りました。
心を通わせるうちに、岩子は「たとえ身体が完全に通じ合えなくても、気持ちがひとつになれることが嬉しい」と感じました。
そしてその瞬間、岩子の首の岩が静かに剥がれ落ちていったのです。
岩子は、自分が白蘭を求めているという気持ちが、体にも変化をもたらしているのだと気づきます。
「心が通じ合い、満たされるほどに、岩が剥がれていく」――岩子はその真実にたどり着いたのでした。
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