漫画『鬼神様の最愛なるお嫁様』10話~13話では、由乃の手紙によって響と奏のすれ違いが解け、多聞家で響の誕生日を祝うことになります。
由乃が用意した料理やバースデーケーキは、離れていた兄弟だけでなく、多聞家全体を温かな空気で包みました。
その一方、由乃が触れたことで枯れていた蝋梅が花を咲かせ、彼女に宿る不思議な力が再び示されます。
さらに、晩餐会では響の花嫁候補・園山成子が登場し、由乃の心にも思いがけない変化が起こり始めました。
この記事では、『鬼神様の最愛なるお嫁様』10話から13話までの詳しいネタバレあらすじと、響の誕生日、由乃の力、園山成子が花嫁候補に選ばれた理由についてまとめます。
10話~13話のポイント
- 響の誕生日に奏との再会を仕組む
- 響と奏が三年越しの誤解を解く
- 由乃が初めてバースデーケーキを作る
- 由乃が触れた枯れ木に蝋梅の花が咲く
- 響の花嫁候補として園山成子が紹介される
原作小説の情報や最新話までのネタバレ、結末考察は、『鬼神様の最愛なるお嫁様』全話ネタバレ|原作小説と結末考察でまとめています。
ここから先は10話~13話の重要な展開に触れていますので、未読の方はご注意ください。
『鬼神様の最愛なるお嫁様』10話~13話ネタバレ
ここからは、『鬼神様の最愛なるお嫁様』10話から13話までの詳しいネタバレあらすじを紹介します。
響の誕生日をきっかけに兄弟が和解し、由乃の力と新たな花嫁候補が明らかになるまでの流れを見ていきましょう。
10話ネタバレ|響の誕生会を計画
奏が響と会って話す決意をしたことを知り、由乃は急いで鳴と厳島へ知らせようとします。
厨房へ向かう途中で出会った蜜豆に事情を説明すると、響と奏が三年間も互いを誤解していたことに驚かれました。
蜜豆によると、響の誕生日は二日後です。
そこで蜜豆は、誕生日を祝う席へ奏を招き、響には内緒で兄弟を再会させる「さぷらいず」を提案しました。
由乃は聞き慣れない言葉に戸惑いながらも、響と奏が仲直りできるならと計画に賛成します。
厳島も、兄弟がこれ以上すれ違い続けることを心配していたため、誕生日会への協力を快諾しました。
由乃と厳島が奏の部屋を訪ねて計画を伝えると、奏は緊張しながらも響と会うことを受け入れます。
その後、仕事から戻った鳴も事情を知り、奏が再び兄と向き合おうとしていることに感極まって涙を流しました。
多聞家の全員から了承を得た由乃たちは、響の誕生日会の準備を開始します。
由乃は夕食の献立を考えるだけでなく、誕生日を祝うための洋菓子作りにも挑戦することになりました。
帝都で評判の洋菓子店へ一日修業に行き、小麦粉や卵、砂糖を使ったバースデーケーキの作り方を学びます。
家族が協力して準備を進める中、響の誕生日当日がやってきました。
11話ネタバレ|響と奏が3年ぶりに和解
誕生日当日、由乃は料理とバースデーケーキ作りに追われていました。
三年ぶりに兄と会う奏のため、鳴は百貨店で新しい開襟シャツとズボンを購入し、身なりを整えます。
午後四時頃には由乃のケーキも完成し、奏は食堂の隣の部屋へ隠れて響の帰宅を待ちました。
やがて響が屋敷へ戻ると、由乃は生まれて初めて作ったケーキを銀製のワゴンに載せて食堂へ運びます。
初めてのケーキに自信を持てない由乃でしたが、響は見た目の美しさを褒め、これまで見た中でも一番だと評価しました。
由乃がケーキを二つの皿へ取り分けると、響はもう一皿を誰が食べるのか不思議に思います。
厳島が奏の分だと明かした直後、隣の部屋の扉が開き、成長した奏が姿を現しました。
奏の首筋から左肩にかけては火傷の痕が残っていますが、本人は傷を気にしていないと響へ伝えます。
奏にとって一番つらかったのは、火傷そのものではなく、事件のあとに響から避けられたことでした。
一方の響は、弟が近くにいることを忘れて力を使い、傷を負わせてしまった自分を責め続けていました。
奏の火傷は、自分の驕りと未熟さを示すものだと考え、合わせる顔がないと思っていたのです。
奏は響の判断によって命を救われたことに感謝し、以前のように気軽に接してほしいと頼みます。
響も奏の手を取り、二人は長い遠回りをしたことを認めました。
三年越しに誤解が解けた兄弟を見て、鳴や厳島、由乃たちは涙を流して喜びます。
さらに奏は、自分が部屋から出る勇気を持てたのは由乃の手紙のおかげだと感謝しました。
庭の花や旬の野菜、料理などを綴った何気ない話が、閉ざされていた奏の心を少しずつ軽くしていたのです。
その後、鳴は由乃が多聞家で働くための給金を提示されていないことに気づき、響へ確認します。
使用人として置いてもらえるだけでありがたいと思っていた由乃は、給金について考えたことがありませんでした。
しかし鳴から、将来誰かと結婚する際にも蓄えは必要だと言われます。
由乃がいつか多聞家を離れて嫁ぐ可能性を示されると、響は目を丸くし、どこか落ち着かない様子を見せました。
まだ恋心を自覚していないものの、響にとって由乃がすでに特別な存在になっていることが伝わります。
12話ネタバレ|由乃に眠る不思議な力
誕生日会が終わった深夜、響は一人で多聞家の中庭を眺めていました。
奏が再び部屋から出られるようになったことや、家族のために料理とケーキを用意した由乃について考えます。
由乃の身体には、響にしか見えない大きな花が咲いていました。
由乃が周囲の人々へ与える影響も含め、普通の人間とは異なる特別な力があるのではないかと響は疑い始めます。
そこへ、白い犬の姿をした鬼神の使い・白玉が現れました。
白玉の正体は羅刹であり、無双の怪力と遠く離れた場所の匂いを嗅ぎ分ける力を持っています。
白玉は由乃から、これまで嗅いだことのない強く心地よい花の香りがすると響へ報告しました。
さらに白玉によると、以前は枯れていた中庭の蝋梅が、今では蕾を付けて花を咲かせています。
庭師も諦めていた枯れ木でしたが、由乃が中庭へ出入りするようになってから変化が起きたのです。
響は蝋梅がよみがえったのも由乃の力ではないかと考え、彼女を蜷川家から連れてきた理由に納得し始めました。
由乃には本人も知らないほど大きな力が秘められている可能性があります。
その後、白玉は南方を守護する鬼神で、外務大臣でもある増長誉から届いた封書を響へ渡します。
封書の内容は、外国の要人や政治家、軍人などが集まる晩餐会への招待状でした。
招待状を読んだ響は、由乃を晩餐会へ連れて行くことを考え、思わず心を弾ませます。
13話ネタバレ|園山成子との縁談
翌朝、鳴は食堂で働く由乃へ、響と一緒に晩餐会へ行かないかと誘います。
由乃は自分が使用人であることを理由に断ろうとしますが、鳴は遠縁の親族という設定で参加すればよいと提案しました。
外国の晩餐会では、招待状を受け取った人物が同伴者の身元を保証するため、決められた人数まで自由に連れて行けます。
由乃が礼儀作法に自信がないと不安を口にしても、響と鳴は問題ないと背中を押しました。
帝都の美しい洋館へ行けることに興味を持った由乃は、響と一緒に晩餐会へ出席することを決めます。
晩餐会までの間、学校へ戻った奏のため、由乃は昼食用の弁当を作ることも約束しました。
二週間後、晩餐会当日を迎えた由乃は、薄紫色のドレスに身を包みます。
普段とは異なる華やかな姿を見た響からよく似合っていると褒められ、由乃は頬を赤らめました。
響にエスコートされて到着した会場は、外国を思わせる豪華な洋館です。
由乃は政治や外交の話をすべて理解できないながらも、帝都の華やかな世界に目を輝かせました。
しばらくすると、白い洋装をまとった外務大臣・増長誉が現れます。
増長誉は南方守護を担う鬼神であり、響とは以前から親交のある人物です。
増長誉は由乃の美しさを褒めながら気軽に肩を抱こうとしますが、響はその手をすぐに払いのけました。
響が由乃をほかの男性に触れさせたくないと思っているようにも見えますが、本人はまだその感情の正体に気づいていません。
続いて増長誉は、響へ紹介したい女性がいると告げます。
現れたのは、真紅のドレスを身にまとった美しい令嬢・園山成子でした。
成子は輔翼の本家に生まれ、容姿だけでなく教養や品格も備えた、非の打ちどころのない女性です。
増長誉が何度も響を晩餐会へ招待していたのは、成子を花嫁候補として引き合わせるためでした。
成子が響の隣に立つ姿を見た由乃は、華やかで美しい二人はよく似合っていると感じます。
しかし、その考えが浮かんだ瞬間、由乃の胸はなぜか苦しくなりました。
由乃自身はまだ気づいていませんが、響に対する恋心が芽生え始めているようです。
10話~13話を読んだ感想・考察
10話~13話では、由乃の優しさによって響と奏が和解し、ばらばらになりかけていた多聞家の絆が取り戻されました。
一方で、由乃の力と新たな花嫁候補が登場し、恋愛と物語の謎が大きく動き始めています。
由乃の手紙が響と奏の三年間を動かした
響と奏は、どちらも相手を大切に思いながら、三年間も気持ちを伝えられずにいました。
響は火傷を負わせた罪悪感から奏を避け、奏はその態度を嫌われた証拠だと思い込んでいたのです。
二人の間に入った由乃は、無理に仲直りを迫ったわけではありません。
奏へ日常を綴った手紙を送り続け、本人が外へ出たいと思えるまで静かに待ちました。
自分も長く孤独な生活を送ってきた由乃だからこそ、奏の気持ちに寄り添えたのでしょう。
由乃との別れを想像して動揺する響
鳴から由乃も将来は誰かに見初められ、結婚するかもしれないと言われた瞬間、響は明らかに動揺していました。
由乃が多聞家からいなくなることを考えたことがなく、初めて別れの可能性を突きつけられたからです。
増長誉が由乃の肩へ触れようとした際にも、響はすぐに手を払いのけています。
まだ使用人を守っているだけだと思っているようですが、由乃への独占欲は少しずつ強くなっています。
枯れた蝋梅を咲かせたのは由乃の力?
庭師が見放した枯れ木に花が咲いたことで、由乃が植物をよみがえらせる力を持つ可能性が高まりました。
響には由乃の身体に咲く大きな花が見え、白玉も彼女から強い花の香りを感じています。
奏が部屋から出る勇気を得たことも含め、由乃には植物だけでなく、傷ついた人の心を再生させる力があるように感じました。
由乃に宿る花が何を意味するのか、蜷川家の血筋や鬼神との関係にも注目です。
成子の登場で由乃が恋心に気づく?
園山成子は、家柄、容姿、教養のすべてを備えた、響の花嫁にふさわしい女性として紹介されました。
自分を使用人だと思っている由乃は、成子と響が並ぶ姿を見て、二人はよく似合っていると考えます。
それでも胸が苦しくなったのは、由乃の中に響を誰にも渡したくない気持ちが芽生えているからでしょう。
愛されることを諦めてきた由乃が、自分の恋心を認められるのかが今後の見どころです。
『鬼神様の最愛なるお嫁様』10話~13話はどこで読める?
『鬼神様の最愛なるお嫁様』の漫画は、めちゃコミックで配信されています。
漫画を孝野とりこ先生、原作を藤実花先生が担当する、エブリスタ発の和風恋愛ファンタジーです。
無料で読める話数やキャンペーンの内容は時期によって変わるため、最新情報は公式作品ページで確認してください。
由乃が用意した誕生日会や響と奏の和解、華やかな晩餐会で成子と出会う場面は、ぜひ漫画本編でお楽しみください。
まとめ|10話~13話では響と奏が和解
『鬼神様の最愛なるお嫁様』10話~13話では、響の誕生日会をきっかけに、三年間すれ違っていた響と奏が和解しました。
由乃の手紙と料理は、閉ざされていた奏の心を動かし、多聞家に温かな時間を取り戻します。
- 響の誕生日に奏との再会を計画する
- 響と奏が火傷をめぐる誤解を解く
- 由乃が初めてバースデーケーキを作る
- 枯れていた蝋梅が由乃の力で花を咲かせる
- 増長誉が園山成子を響の花嫁候補として紹介する
響は由乃がいつか結婚して多聞家を去る可能性に動揺し、由乃も成子と響が並ぶ姿を見て胸の痛みを覚えました。
二人はまだ恋心を自覚していませんが、互いを特別な存在として意識し始めています。
14話以降では、成子が多聞家へ突然やってきて、響が留守の間も屋敷に滞在することになります。
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