「鬼神様の最愛なるお嫁様」6話~9話ネタバレ|多聞家の家族と兄弟のすれ違い
漫画『鬼神様の最愛なるお嫁様』6話~9話では、蜷川家から救い出された由乃が、多聞家で新しい生活を始めます。
由乃は、猫と犬の姿をした鬼神の使い・蜜豆と白玉に出会い、鳴や奏をはじめとする多聞家の人々とも関わっていくことに。
しかし、響の弟・奏は屋敷を離れて暮らしており、過去に負った火傷をめぐって兄との間に深いすれ違いを抱えていました。
この記事では、『鬼神様の最愛なるお嫁様』6話から9話までの詳しいネタバレあらすじと、多聞家の家族、響と奏がすれ違ってしまった理由についてまとめます。
6話~9話のポイント
- 猫の蜜豆と犬の白玉は響に仕える鬼神の使い
- 由乃が多聞家の使用人として新しい生活を始める
- 響の弟・奏が火傷を負った過去が明らかになる
- 響と奏は互いを思いやりながらもすれ違っている
- 由乃が奏へ手紙を書き、兄弟をつなぐきっかけを作る
原作小説の情報や最新話までのネタバレ、結末考察は、『鬼神様の最愛なるお嫁様』全話ネタバレ|原作小説と結末考察でまとめています。
ここから先は6話~9話の重要な展開に触れていますので、未読の方はご注意ください。
『鬼神様の最愛なるお嫁様』6話~9話ネタバレ
ここからは、『鬼神様の最愛なるお嫁様』6話から9話までの詳しいネタバレあらすじを紹介します。
鬼神の使いである蜜豆と白玉の正体や、多聞家で新しい生活を始めた由乃が、響と奏のすれ違いを知るまでの流れを見ていきましょう。
6話ネタバレ|鬼神の使い蜜豆と白玉
陸軍本部で仕事をしていた響のもとに、赤いリボンを巻いた三毛猫の蜜豆が現れます。
猫の姿をしていますが、蜜豆の正体は響に仕える鬼神の使い・夜叉です。
蜜豆は蜷川家を調べ、屋敷に漂う邪気が悪鬼の仕業ではなく、元治たちの悪意によって生まれたものだと報告しました。
人が抱える負の感情は邪気を招き、やがて悪鬼を生み出して本人の身を蝕むことがあります。
しかし響は、蜷川家の者たちを助けるつもりはありません。
由乃が本家の娘でありながら使用人同然に扱われ、粗末な服を着せられて過酷な生活を送っていたことを、響は見抜いていたのです。
事情を知らなかった蜜豆も、響から由乃が受けてきた仕打ちを聞くと怒りをあらわにします。
蜷川家を襲う災いは彼ら自身が招いた結果だと判断し、響と蜜豆は手を差し伸べず、成り行きを見守ることにしました。
話を終えた蜜豆は、由乃が作った糠漬けのおいしさを響へ自慢します。
蜜豆と白い犬の姿をした羅刹・白玉は、すでに由乃の料理をすっかり気に入っていました。
多聞家へ戻らず仕事を続けていた響も、由乃の料理が気になったのか、やがて帰るつもりだと答えます。
7話ネタバレ|鳴と由乃の出会い
多聞家の使用人となった由乃は、厳島と一緒に朝食の準備をしていました。
そこへ現れたのは、響とよく似た雰囲気を持つ美しい女性・鳴です。
鳴は響の姉であり、両親が海外で生活している間、多聞家全体の管理を任されていました。
由乃が蜷川家の本家に生まれながら、現在は叔父家族の使用人として働いていたと知った鳴は、驚きを隠せません。
それでも響が由乃を連れてきたことに反対せず、穏やかな笑顔で歓迎します。
多聞家では、家族の中に鬼神が誕生した場合、親兄弟であっても敬意を込めて「様」を付けて呼ぶのが習わしでした。
鬼神の力は絶大であり、誰も逆らえない存在だからです。
しかし鳴は響だけでなく、蜜豆と白玉も由乃を受け入れていることから、彼女が信頼できる人物だと考えていました。
朝食が始まると、鳴は由乃が炊いたご飯や手作りの糠漬けを絶賛します。
由乃の料理によって、多聞家の食事が今まで以上に充実することを喜びました。
その後、鳴は響が蜷川家を訪れた目的が花嫁候補を選ぶことだったと由乃へ教えます。
ところが、響は花嫁を決めず、使用人として由乃を連れて帰ってきました。
不思議に思う鳴に対し、由乃は響と蜜豆、白玉を信頼しているため、多聞家へ来たことを疑っていないと答えます。
鳴は、響には人間の心に潜む悪意を見抜く力があり、悪心を持つ人物をそばへ置くことはないと説明しました。
響に認められたことを知った由乃は安心し、再び多聞家の仕事へ励みます。
8話ネタバレ|奏が部屋に閉じこもった理由
多聞家での生活に慣れ始めた由乃は、食事の支度や掃除、洗濯などを進んで引き受けていました。
ある日、昼食を部屋へ運ぶ由乃を見た鳴は、弟・奏のことが気になっているのだと察します。
奏は現在十三歳ですが、自分の部屋に閉じこもり、家族ともほとんど顔を合わせていません。
三年前、多聞家の近くで悪鬼による暴動事件が発生し、庭へ逃げ込んだ悪鬼が当時十歳だった奏を襲いました。
響は奏を助けるため悪鬼を追い払いますが、その際に放った炎が奏の左肩に当たり、大きな火傷の痕を残してしまいます。
命に別状はなかったものの、奏は火傷を負ってから部屋に閉じこもるようになりました。
一方の響も、弟を傷つけた責任を感じ、顔を合わせることを避けるようになります。
互いを大切に思っているはずの兄弟が離れてしまったと知り、由乃は自分にできることはないかと考えました。
しかし、使用人になったばかりの由乃が無理に奏の部屋へ入れば、かえって警戒させてしまうかもしれません。
そこで由乃は、夕食の膳へ簡単な挨拶を書いた手紙を添えることにします。
返事を求めず、庭で見つけた蝶や寒い日の洗濯、厨房へ入った新しい道具など、日常の出来事を書き続けました。
奏から返事がないまま一週間ほど過ぎた頃、下げられた膳の上に梅の花の形へ折られた紙が置かれています。
奏が得意な折り紙で応えてくれたと分かり、由乃は心から喜びました。
9話ネタバレ|由乃の手紙で奏が心を開く
由乃はその後も奏への手紙を書き続け、二週間ほどが過ぎました。
いつものように膳を下げに行くと、部屋の中から初めて奏の「ありがとう」という声が聞こえてきます。
由乃が料理の感想を尋ねると、奏は糠漬けが特においしく、もっと食べたいと答えました。
会話を終えて夕食の準備へ戻ろうとした瞬間、奏が自ら部屋の扉を開けます。
現れたのは、響とよく似た目元を持つ十三歳の少年でした。
奏の左首筋から肩にかけては、三年前の事件で負った大きな火傷の痕が残っています。
奏は由乃の手紙を毎日読んでいたと明かし、返事が遅くなったことを気にしていました。
心を許し始めた奏は、響が最近どうしているのか由乃へ尋ねます。
由乃が元気だと思うものの、屋敷にはあまり戻ってこないと答えると、奏は自分が今も響から嫌われているのだと落ち込みました。
しかし、鳴から事情を聞いていた由乃には、奏の話との食い違いが気になります。
奏によると、火傷から目を覚ましたあと、助けてもらったお礼を伝えるため、すぐに響へ会いに行ったそうです。
ところが響は奏と会おうとせず、理由を付けて避けてしまいました。
そのため奏は、火傷で気を失った自分を響が「弱い弟」だと見限ったのだと思い込んでいたのです。
鳴から聞いた話では、響が奏を避けていたのは、火傷を負わせた責任と罪悪感を抱えていたからでした。
響は奏に嫌われたと思い、奏は響から嫌われたと思い込んでいたことになります。
由乃が二人の気持ちがすれ違っているだけだと説明すると、奏の表情は明るくなりました。
響から嫌われていないと知った奏は、兄と直接会って話すことを決意します。
由乃が書き続けた手紙によって、閉ざされていた奏の心だけでなく、三年間すれ違っていた兄弟の関係も動き始めました。
6話~9話を読んだ感想・考察
6話~9話では、由乃が多聞家の人々に受け入れられ、自分の居場所を見つけていく様子が描かれました。
蜷川家では何をしても認めてもらえなかった由乃が、料理や家事を喜んでもらい、家族の問題にまで寄り添う姿が印象的です。
蜜豆と白玉も由乃を気に入っている
響に仕える蜜豆と白玉は、三毛猫と白い犬という愛らしい姿をしていますが、その正体は夜叉と羅刹です。
鬼神の使いとして人の悪意を見抜ける二人が、由乃を警戒せず、料理まで楽しみにしていることには大きな意味があります。
由乃本人は自分に特別な価値があると思っていませんが、響だけでなく蜜豆と白玉も、彼女の清らかさを感じ取っているのでしょう。
特に蜜豆が、由乃を虐げた蜷川家の事情を知って響と同じように怒る場面からは、すでに由乃を守る側になっていることが伝わります。
多聞家の温かさが由乃の心を癒やしていく
多聞家へ来た由乃は、鳴から出自を疑われても、追い出されたり責められたりすることはありませんでした。
鳴は響と鬼神の使いたちが由乃を認めたことを信頼し、家族の一員のように温かく迎えます。
さらに、由乃が作った料理を素直に褒め、感謝を言葉にしてくれました。
蜷川家では使用人として働いても粗末に扱われてきた由乃にとって、自分の仕事を喜んでもらえる多聞家は初めて安心できる場所です。
由乃の料理が家族の食卓を豊かにする一方、多聞家の人々の優しさも、傷ついた由乃の心を少しずつ癒やしていると感じました。
響と奏は互いを大切に思うからこそすれ違った
響と奏の関係が悪化した原因は、どちらかが相手を嫌っていたからではありません。
響は自分の炎で奏へ火傷を負わせたことを悔やみ、弟に合わせる顔がないと思って距離を置いていました。
一方の奏は、助けてもらった感謝を伝えたかったものの、響に避けられたことで、自分が弱い弟だから嫌われたのだと思い込みます。
響の罪悪感と奏の兄を慕う気持ちが、互いに伝わらないまま三年もの時間が過ぎてしまいました。
そんな二人をつないだのが、由乃の何気ない手紙です。
無理に部屋から連れ出そうとせず、返事も求めずに日常を伝え続けたからこそ、奏は安心して心を開けたのでしょう。
自分も孤独を経験してきた由乃だからこそ、閉じこもる奏の気持ちに寄り添えたのだと思います。
今後、響と奏が直接言葉を交わし、三年間の誤解を解くことができるのか注目です。
『鬼神様の最愛なるお嫁様』6話~9話はどこで読める?
『鬼神様の最愛なるお嫁様』の漫画は、めちゃコミックで配信されています。
漫画を孝野とりこ先生、原作を藤実花先生が担当する、エブリスタ発の和風恋愛ファンタジーです。
無料で読める話数やポイント、キャンペーンの内容は時期によって変わるため、最新情報は公式作品ページで確認してください。
由乃が多聞家の人々と心を通わせ、奏の閉ざされた部屋の扉を開くまでの展開は、ぜひ漫画本編でお楽しみください。
まとめ|6話~9話では由乃が兄弟の心をつなぐ
『鬼神様の最愛なるお嫁様』6話~9話では、多聞家で新しい生活を始めた由乃が、響の姉・鳴や弟・奏と関わっていきました。
由乃は料理や家事の腕を認められ、蜷川家では得られなかった家族の温かさに触れます。
一方、響と奏は三年前の火傷をきっかけに、互いから嫌われていると思い込んでいました。
- 蜜豆と白玉は響に仕える夜叉と羅刹
- 鳴が由乃を多聞家の使用人として歓迎する
- 奏の火傷は響が悪鬼を退治した際に負わせたもの
- 響は罪悪感から奏を避けていた
- 由乃の手紙によって奏が心を開き始める
相手を思いやっていたからこそ、気持ちを伝えられずにすれ違ってしまった響と奏。
由乃が二人の本心に気づいたことで、止まっていた家族の時間が再び動き始めました。
10話以降では、由乃たちが響の誕生日を祝う準備を進め、響と奏が三年ぶりに顔を合わせます。
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