このページでは、「湖に投げられた石ころ ~二度目の人生は私のために~」1話から10話までのあらすじネタバレをまとめました。
「湖に投げられた石ころ」1話あらすじネタバレ
クーデターによる動乱の末、イボールは王妃として権力を手に入れましたが、さらなる血が流れることになりました。
廃位された王太子を中心に革命が勃発し、その指導者はイボールの異母弟・デュランでした。
イボールは投獄され、死刑を待つ身となりましたが、家門と弟のために進めていた計画がうまくいっていることを実感します。
彼女にとってデュランは、冷えきった心を温めてくれるかけがえのない存在でした。
しかし、そんなデュランはイボールに対して「イカれた魔女だ!」と憎しみに満ちた表情で怒鳴ります。
イボールは、すべては家門と彼のための演技であり、彼もそのことを理解しているはずだと戸惑いました。
一方、王太子のシディスはデュランに「後悔はないのか」と問いかけますが、デュランは「彼女は死んで当然の罪人だ」と冷たく言い放ちます。
シディスは、その言葉の途中で目をそらしたデュランの様子から、彼の本心は自分と同じではないかと察しました。
絶望するイボールに、シディスは「君を死なせるつもりはない」と手を差し伸べ、「一緒に逃げよう」と告げるのでした。
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「湖に投げられた石ころ」2話あらすじネタバレ
イボールは「一緒に逃げよう」というシディスの言葉に耳を疑います。しかし彼は、その理由を「君を愛しているからだ」と伝えました。
それでもイボールは「一番憎んでいるのはあなた」と言って申し出を拒みます。
彼女は、自分の願いが叶ったとしても「何のために生き、何を見ていたのかが分からない」とこぼし、罪人として船に乗り込みました。
命よりも大切な弟に恨まれ、一生の敵だと思っていた王太子に愛されるという奇妙な結末に、イボールは来世に願いを託して海へと身を投げます。
気がつくと、イボールはセリウム城の自室で目を覚まし、12年前に時間が巻き戻っていることに気づきます。
数日前に城へやってきたデュランは冷遇されていました。イボールはこの機会を「全てを知るチャンス」だと考え、彼と一緒に食事をし、授業も受けることを決意します。
感情を持たない石ころのようだったイボールは、前世の経験を経て、堂々と彼への愛情を見せようと心に決めます。
しかし現れたデュランは、見るも無残なボロボロの姿だったのでした。
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「湖に投げられた石ころ」3話あらすじネタバレ
ボロボロの姿のデュランを見て、イボールは「なぜ彼の不安に気づけなかったのか」と深く後悔しました。
目の前に並んだ温かい料理に目を輝かせるデュランでしたが、テーブルマナーを知らず品のない食べ方をしてしまいます。
それを見た使用人たちは陰口をたたき、それを耳にしたイボールは怒って、彼と同じような食べ方をしました。
授業中、イボールが彼を「デュー」と愛称で呼ぶと、デュランは戸惑って席を立ちます。
彼の横顔が、前世で最後に見たときと同じ表情をしていたため、イボールは思わず授業を抜け出しました。
使用人よりも劣悪な部屋に暮らしていたデュランを抱きしめ、謝罪すると、イボールは「こんなにも愛しい子が誰からも愛されないなんて」と涙を流します。
そして、デュランが文字を読めず、手紙も読めなかったという事実に触れ、その意味を理解しました。
「彼のおかげで寂しくなかったように、これからは私が守る」とイボールは心に誓うのでした。
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「湖に投げられた石ころ」4話あらすじネタバレ
護衛騎士ジアークがシディスを探して森で叫んでいると、シディスは彼の「森を焼くぞ」という冗談に小言を返します。
ホスト家の令嬢メルリーが彼に会いに来ると、王である父は「愛のある結婚をするために気に入った令嬢を選べ」と言い残して去っていきました。
その言葉を信用できないのは、母が亡くなる前から愛人が絶えなかった過去を知っているからでした。
セリウム城では、イボールがデュランの待遇を良くしたという話で侍女たちが盛り上がっていました。
それに喝を入れた執事長は、ヘリスに対して「イボールを着飾らせる命令の前に、本人の意思を確認せよ」と指示を出します。
しかしイボールは、午前中と同じ格好のまま午後の授業に向かい、ヘリスを呆然とさせました。
ヘリスがイボールに歯向かってきたことで、デュランに対しても無礼な言動をとると、イボールは「次はない」と脅すように忠告します。
その後、城にはイボールの肖像画家がやって来るのでした。
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「湖に投げられた石ころ」5話あらすじネタバレ
肖像画家の訪問は、イボールの父による差し金でした。
イボールはデュランとチェスをしながらその対応をします。
前世では、知らぬ間に描かれていた肖像画を持ってランド2世が訪ねてきたことを思い出します。
再び手直しを提案する画家に対し、イボールはそれを断りました。
チェスのナイトの駒に見惚れるデュランに「乗馬を習ってみる?」と話していると、画家は「せめて家族画を描いては」と提案してきました。
絵に描かれることを拒んだデュランでしたが、イボールが「あなたは私の家族よ」と心からの言葉をかけたことで、彼女を信じて家族画を受け入れます。
一方、シディスは毎日のように訪れるメルリーを避け、ジアークの書斎にこもっていました。
イボールが肖像画を送るつもりがないと知ったシディスは、「振られたのかも」と思い、彼女に会いに行くことに決めます。
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「湖に投げられた石ころ」6話あらすじネタバレ
セリウム城では、イボールがデュランとともに礼儀作法の基礎を学んでいるという話題で持ちきりでした。
イボールはわざとデュランの真似をし、ヘリスはまるで子どもを叱るようにそれを正していきます。
その様子を見ていたデュランは、ヘリスの目に悪意や軽蔑が込められていることに気づきました。
姉であるイボールにもその視線が向けられたことに、彼は怒りを覚えます。
すべてを指摘してくるヘリスに対して、イボールは「やってられない」と言い放ち、「家の中ではもっと気楽に食事をしたい」と告げ、侍女たちにメニューとカトラリーを簡略化するよう指示しました。
その姿に、デュランは「美しいだけでなく威厳もある」と感動し、自分にもできることをと、木剣を拾って一人で訓練を始めます。
一方、ジアークとともにソルズミアに到着したシディスは、「貧しさを感じさせない良い場所だ」と評価し、イボールを良き領主だと認めます。
しかし、国に戻ろうというジアークの説得を聞き入れず、シディスはこっそり姿を消してしまいました。
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「湖に投げられた石ころ」7話あらすじネタバレ
イボールはデュランと散策に出かけ、久しぶりに外を歩くことにしました。
城の周りを一人で歩きたいと言ってデュランと別れると、シディスに道を尋ねられます。
本来であれば、彼と出会うのは4年後のはずでした。
しかし突然現れたシディスに警戒しながらも、「自分が城主だ」と名乗ったイボールは、過去が変わり始めたことを実感し、未知の未来へ向かう覚悟を固めます。
そのころ、デュランは不安を感じて木剣を買うのを諦め、代わりに姉へのお土産として城壁に咲く花を摘んでいました。
そこへジアークが声をかけ、彼が城へ向かうと知ったデュランは、馬よりも速く走って姉の元へ向かいます。
一方のシディスは、自分がイボールに振られても仕方がないと、穏やかな表情で蝶を見つめながら悟っていました。
そこへ、遠くから走ってきたデュランが、シディスに話しかけられているイボールを見て、思わず彼女に抱きつきます。
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「湖に投げられた石ころ」8話あらすじネタバレ
デュランは、イボールを守るように両手を広げ、シディスの前に立ちはだかります。
シディスが自己紹介をしようとしたその時、イボールはデュランの様子を気遣い、彼が摘んできた花を受け取り、華やかな笑顔でお礼を言いました。
「愛する弟」と言って彼を抱きしめるイボールの姿に、シディスは「自分はまったく眼中にないのだ」と思い知らされます。
セリウム城では、シディスの突然の訪問に城内は混乱しますが、ヘリスの事前の指示により準備は整っていました。
しかし、イボールがシディスを勝手に城へ招いたことに対して、ヘリスは激怒します。
体罰の話を持ち出したその瞬間、当主である父・ラナンが帰城し、前世とは異なる展開にイボールは不審感を抱きます。
王子の来訪に合わせて、ドレスや宝石で着飾るよう命じる父の姿に、イボールは「前世で父が自分を高く売るために洗脳していた」ことを思い出すのでした。
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「湖に投げられた石ころ」9話あらすじネタバレ
父・ラナンがイボールの手に触れた瞬間、それを見たデュランは「その手を離せ!」と声を上げました。
イボールが彼をなだめるも、ラナンは「教育が必要なのはお前のほうだ」と冷たく睨みつけます。
その頃、ジアークはセリウム城での自分の扱いが「まるで迷惑な客のようだ」と憤っていました。
シディスは、自分の肖像画は世間に出回っていないにもかかわらず、イボールが彼に驚かなかったことを不思議に思い、ますます彼女に興味を抱きます。
イボールは、城主としてシディスの歓迎パーティーの準備を指示し、同時に執事長からヘリスの越権行為についての報告を受けました。
彼女は「城内の誰が味方で、誰がそうでないのか」を見極め、執事長が信頼できる人物だと確信します。
一方、デュランはイボールを避けて森へと向かい、木の棒を振って苛立ちをぶつけていました。
すると、大きな木から雪果(ゆきか)が彼の頭に落ちてきます。
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「湖に投げられた石ころ」10話あらすじネタバレ
雪果の木に登っていたのはシディスで、彼はデュランとルーシーの喧嘩を見下ろしていました。
そして、咄嗟の身のこなしを見たシディスは「君、剣術を習いたいのか?」と問いかけます。
そこへ、ジアークが森でシディスを探して叫ぶ声が響くと、彼は堀を越えてどこかへ隠れてしまいました。
デュランは、ジアークが騎士の輩出で有名なドンメル家門の出身であることを知ります。
一方イボールは、父の思惑について考えていました。デュランと初めて会った日を境に、ソルズミアでの授業内容が急にグレモリー家門の歴史ばかりになっていたことに気づきます。
城内でジアークと再会したイボールは、「ドンメル出身の騎士なのに、記憶にないのはおかしい」と感じ、彼の正体に疑念を持ちはじめます。
そして、ラナンに「なぜデュランに授業を受けさせないのか」と問いかけると、ラナンは「良い家門の女性と結婚させ、自分の後継者を産ませるため」だと明かすのでした。
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