このページでは、「四度目の夫」11話から20話までのネタバレあらすじをまとめました。
「四度目の夫」11話ネタバレあらすじ
11年前、基は友人の何気ない一言から、美青の存在を知りました。
藤林伯爵の屋敷に「呪われた女」がいると聞き、基はその呪いを否定しますが、友人から「怖いのか」と聞かれ、思わず動揺してしまいます。
藤林家を覗いたところ、物音に気づいた美青が近づいてきて、友人たちは驚いて逃げ出してしまいました。
そのとき、美青は壁にとまっていた蛹が落ちてしまったことを悲しそうに見つめていました。
そんな彼女の姿に、基は「この人が人を呪い殺すなんて嘘だ」と感じます。
蛹をきっかけに美青と話すようになると、彼女がただ不幸な、美しいだけの人間だということを知ります。
過去を思い出しながら、今ではその美青の夫となり、いつもそばにいられるようになった自分を基は実感します。
それでも、彼女に悲しい顔をさせてしまったことを後悔し、呪いなんて存在しないことを教えてくれた美青に、蝶がそっと止まったのでした。
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「四度目の夫」12話ネタバレあらすじ
毒殺未遂事件の報告書を読んだ基は、その内容に納得がいかず、「あり得ない」と言って書類を丸めてしまいます。
まだ眠っていた辰雄に声をかけると、突然現れた魔法陣のような模様に辰雄が飛び起き、「伏せろ!」と叫びました。
辰雄は「禍々しい状況だった」と語り、基の身を案じますが、基は突然の大声に驚いていました。
千代と美青も辰雄の見舞いに訪れ、帰り道、美青は、8年前に兄妹が野垂れ死にしかけていたところを基に助けられたことを知ります。
その後、千代は基の指示で、美青を高級な洋服店へ連れて行きます。
しかし、店側の都合で予約日が間違っていたと告げられ、千代は焦ってしまいます。
そんな中、先に来ていた涼香という女性が、自分の予約を譲ってくれました。
涼香は美青が富嶋家の夫人であることを知っていたようで、店を出ると向かったのは基のもとでした。
一方、美青は、涼香の香水の甘い香りに、どこかで嗅いだ覚えがあるような感覚を抱いていました。
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「四度目の夫」13話ネタバレあらすじ
基は毒殺未遂事件について話すために涼香と会い、彼女の客である男に「自殺した犯人は替え玉で、真犯人は別にいる」と伝えました。
男はキツネの面をつけており、基の話に興味を持つと、「自分でも調べてみる」と協力を申し出ます。
涼香の手を借りて調査を続けるという基に、涼香は「私は構いません」と答えながらも、美青との新婚生活を心配する気持ちを見せました。
しかし、基は美青との結婚を政略だと割り切っているように話します。
すると、キツネの面をつけた男は「それは君の執着の賜物だ」と言い、「美青に甘えなさい」と助言しました。
その言葉を無視して帰ろうとした基は、「親父には関係ない」と吐き捨てます。
一方、美青は千代と一緒に洋服を受け取りに出かけた帰り道、基が女性と肩を組んでいるところを目撃してしまいました。
相手が涼香だと気づいた美青は騒ぎ立てないようにしますが、千代が背中を押し、基を一発殴るために歩き出しました。
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「四度目の夫」14話ネタバレあらすじ
基と涼香が仲良く食事をしている最中、涼香が不穏な気配を感じてナイフを手に取ります。
そこに現れたのは美青で、動揺する基に対し、千代は怒りを爆発させて声を上げました。
基は千代を屋敷に返し、「夫婦の話をする」と言うと、涼香が美青を担いで車に乗せました。
車内で、基は美青に涼香を間諜として雇い、毒殺未遂事件の調査を任せていたことを説明します。
美青は涼香を花街の芸妓だと誤解していたことを謝りました。
そのとき、基の父が現れます。父は2年前に命を狙われて以来、極秘に隠居していたのです。
美青はこの日、初めて義父に挨拶を交わしました。
帰りの車内で、美青は基の顔色が悪いのを気にして「お願いがあります」と言います。
その「お願い」という言葉に、基は思わずドキドキしてしまいます。
美青の願いは、「2人で過ごすための休日を作ってほしい」というものでした。
その頃、屋敷に戻った千代は、隠し部屋で蔵田と会っていました。
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「四度目の夫」15話ネタバレあらすじ
美青のお願いが叶い、基とのデートが実現しました。まず2人が訪れたのは、辰雄のお見舞いです。
美青は実家から届いた柿をむいて差し出し、基にも食べてほしいと言って口に運びます。
基が食べてくれたことで、美青は安心した様子を見せました。
次に向かった場所は、美青の好きな場所――墓地でした。
そこには母と弟が眠っており、「2人に基を紹介したかった」と美青は話します。
一緒に手を合わせたあと、美青は「自分も基のことをあまり知らないし、自分のことも話していなかった」と言い、家族について語りました。
亡き家族との幸せだった日々に思いを馳せる美青。
その後、突然の大雨に降られ、2人は雨宿りをすることになります。
そのとき、美青は「どうか長生きしてくださいね」と優しく伝えました。
基は「まるで愛の言葉みたいだ」と感じ、「君が思っている以上に、僕は君を慕っている」と告げました。
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「四度目の夫」16話ネタバレあらすじ
「慕っている」と言いながら美青の頬に顔を寄せた基。
あと少しでキスをするという瞬間、雨樋が壊れて雨水が基に降りかかりました。
びしょ濡れになって文句を言う基の姿を見て、美青は思わず笑ってしまいます。その笑顔を見た基は、何も言えなくなってしまいました。
その後、別の場所で雨宿りをしようと大きな木の下へ移動したとき、美青は赤く光る蛹を見つけます。
蛹はすぐに消えてしまいましたが、基はそれを見て「彼女が少年時代に蛹を助けたことを思い出しているのだ」と勘違いしました。
基は落胆して口数が減り、美青も「せっかく近づけたと思ったのに…」と気を落とします。
そのままデートは静かに終わりました。
後日、辰雄が退院し、再び日常が戻ってきます。しかし、真犯人の手がかりは見つからず、辰雄は美青の護衛を務めることになりました。
ある日、美青がデートを思い返していると、再び赤く光る蛹が現れます。蛹はうごめき、何かを語りかけているようでした――。
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「四度目の夫」17話ネタバレあらすじ
赤く光る蛹が現れ、思わず声を上げると、心配した使用人が駆けつけてきて、駆除を頼まれました。
美青は床に落ちた蛹を冷静に見つめ、不思議な形をしているうえに、まるで咳をしているように見えることに気づきます。
さらに、使用人にはその蛹が見えていないとわかり、青い蝶と同じく「この世のものではない」のかもしれないと美青は考えます。
蛹は苦しそうに咳をし続けており、美青がそっと撫でると、目を輝かせて「ミューッ」と叫びました。
そのころ、基の部屋にいた辰雄は、何か音が聞こえた気がして基に尋ねますが、基には何も聞こえておらず、「野良猫の鳴き声だろう」と気にも留めません。
やがて、間諜の八が現れ、真犯人に関する調査報告を行います。彼は「无玄村がきな臭い」との情報を伝えました。
无玄村は辰雄と千代の出身地で、信仰心の厚い村人たちは、貢物を持ってきた者の頼みであれば、どんなことでも聞くといいます。
それを聞いた基は、大胆にも村ごと買収して真犯人を突き止めようと決意し、「呪いなど実在しない」と証明することに燃え上がるのでした。
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「四度目の夫」18話ネタバレあらすじ
新婚旅行に密かな憧れを抱いていた基でしたが、実際は調査のため、偽の妻とともに无玄村へ“偽装新婚旅行”に来ていました。
翌朝、美青が目を覚ますと、あの赤く光っていた蛹の姿が消えており、動揺した美青は千代に相談しようと部屋を飛び出します。
扉を開けると、そこには辰雄が待っており、基から預かった手紙を渡され、彼が出張に出たことを知らされました。
その直後、慌てた様子の千代が駆けつけ、美青に向かって「基が座敷牢から蔵田を連れ出した」と辰雄に訴えます。
千代の必死な様子を見た美青は、辰雄に頭を下げ、「何か知っていることがあれば教えてほしい」と頼みました。
すると辰雄は、美青に向かって「基を助けに行かせてほしい」と真剣な表情で告げます。
辰雄は、基が向かった无玄村は、“呪い”が現実になる恐れのある危険な場所であり、このままでは彼が殺されるかもしれないと明かしました。
一方その頃、无玄村では、基が「山には立ち入らないように」と村人から忠告を受けながら、村を慎重に散策していました。
どこかから監視されているような気配を感じながら宿に戻った基は、そこにいるはずのない美青の幻を見るのでした――。
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「四度目の夫」19話ネタバレあらすじ
基が思わず声をかけると、美青は宿の主人に向かって「うちの主人の友達です」とさりげなく紹介しました。
その隣には、顔全体を包帯で覆った辰雄の姿。突然の再会とその異様な格好に混乱しながらも、基は二人を急いで部屋へ案内しました。
事情を聞くと、美青たちは基を心配して村まで追ってきたのだといいます。
そこへ蔵田も現れ、「敵の正体がまだ分からない今は、美青をそばに置いた方が安全だ」と助言しました。
美青と辰雄の協力を受け入れることにした基でしたが、辰雄に対しては「寝るときは別の部屋で、常に牛一頭分の距離を取れ」と念を押します。
蔵田は「真犯人を必ず捕まえる」と誠意を見せ、作戦会議は翌日に持ち越されました。
その夜、美青は辰雄とともに部屋で食事を取りながら、室内に飾られていたわら人形について尋ねました。
辰雄によれば、それは「浄化の白いわら人形」であり、无玄村には“呪殺”を信仰する黒派と、“浄化”を重んじる白派という、ふたつの派閥が存在しているといいます。
黒派は基の命を狙っており、山に潜伏している彼らが一週間ほどで戻ってくるというのです。
一方その夜、基は布団に入っても眠れずにいました。自分を心配して、危険を承知でここまで追ってきた美青――
彼女は自分のことをどう思っているのだろうか。その想いが胸に渦巻き、基は眠れぬまま天井を見つめていたのでした。
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「四度目の夫」20話ネタバレあらすじ
美青たちは、村の習慣に合わせて山菜採りに出かけました。
その道中、基と涼香が新婚夫婦として仲睦まじく振る舞う様子を見て、美青の胸は締めつけられるように苦しくなります。
途中、村長の孫・進くんに出会った美青は、辰雄と仲の良い夫婦を演じて見せました。
しかし、その様子を基はどこか冷ややかな目で見ていました。
美青は「私たちも偽装夫婦なのだから、きちんと演じるべき」と思いますが、それでも基と涼香の親しすぎる距離感には疑念を抱かずにはいられません。
やがて進くんに「一休みできる場所がある」と案内され、皆で山を登ると、そこには静かな神社がありました。
涼香は楽しそうにあたりを散策し、まるで子どものようにはしゃいでいます。
その姿を見た美青は、「彼女は自分たちよりも先に村を調べて回っていたのではないか」と気づき、今まで疑っていたことを申し訳なく思いました。
美青は進くんと並んで座り、彼を待ちながら静かに反省していました。
すると進くんが突然声を上げました。「足元に気をつけてください。その花、毒があるんです」
そして、「少し前にこの毒花を欲しいとしつこく頼んできた人がいて、じいちゃんが困っていました」と話してくれました。
その話が真犯人に関わる手がかりになるかもしれないと、美青は急いで基たちを探します。
しかし、そのとき目にしたのは、信じられない光景でした。
茂みの中で、基と涼香が密やかにキスをしていたのです。
その瞬間、地面が揺れ、大きな音が響きました。
神社の境内に吊るされていた鐘が突然落下し、基と涼香の頭上へとまっすぐに降ってきたのです――。
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