このページでは、「奴隷公爵の愛は、優しくて執拗的だった」21話から30話までのネタバレあらすじをまとめました。
「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」21話ネタバレ
ノア伯爵邸でしばらく生活することになったシオアナは、エティエンとの思い出を夢で見ていました。
頭痛で眠れない夜、馬小屋で寝ていたエティエンの元にお忍びで来ていたシオアナ。
不衛生な環境で寝ているのにも関わらず、エティエンの寝息や体温を感じて幸せだと感じたあの日を思い出し、目が覚めたのでした。
贅沢で何不自由ない暮らしに慣れてきたシオアナですが、エティエンとの楽しい日々を恋しく感じます。
そしてノアの一言により、この生活が自分にとって無意味だと感じると、どんどん心を閉ざしていったのです。
今日もイーライに紅茶を用意したエティエンは、使用人からも信用されていました。
しかし、エティエンは小さな瓶を隠し持っていたのです。
エティエンが紅茶を入れ始めてから、イーライは日に日に頭痛が増していきました。
その日、体調が悪いながらもエリザベスと密会をしていると、自分を愛しているのかを聞かれたのです。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」22話ネタバレ
エリザベスと密会中、愛の確認をされたイーライは明らかに動揺していました。
エリザベスは父から伝えられたイーライの本性が、頭から離れなかったのです。
そしてノアとシオアナが結婚することで、今後イーライとの関係が無くなってしまうことを恐れていました。
ノアが違法密輸していることをエリザベスは知っていたのです。
エリザベスは結婚に賛成していない意向を話すと、イーライは一方的に彼女から離れていったのでした。
ダリアに激情するイーライは、頭痛からまともな思考ができないまま、ある作戦を思いついたのです。
後日、エブゲニア邸に呼ばれたエリザベスは喜びながら馬車で向かっていました。
イーライと仲直りしようと意気込んでいたのです。
しかし着いた先はエブゲニア邸ではなく、知らない場所。
イーライはエリザベスを無理やり中へ連れて行くと、強引にベッドに押し倒したのです。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」23話ネタバレ
イーライから無理やり襲われ、痛みで暴れるエリザベス。
一方的に結婚を告げられると、エリザベスは固く心を閉ざしてしまったのでした。
ノア伯爵邸に来て1ヶ月。シオアナの表情が曇っていくのをマーサは感じていました。
2人になった際に、ノアと結婚をしたくないと告げるシオアナですが、マーサからは否定されます。
シオアナがエティエンに想いを寄せていることをマーサは知ると、なんとか説得しようとしました。
それでもシオアナはエティエンと共に過ごしてきた日々を思い出すと、自分の道を進みたいと決意したのです。
言われるがままに過ごしてきたシオアナは初めて、自分の気持ちに素直になれたのでした。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」24話ネタバレ
マーサはエブゲニア邸で仕えてきた思い出を振り返っていました。
吹雪に見舞われた日、母親はシオアナを産んで亡くなっています。
そのせいで父は心を閉ざし、イーライは横暴になっていったのです。
過酷な家庭環境の中でも、純粋に育っていったシオアナの幸せを、マーサは切に願っていたのでした。
マーサに本当の気持ちをぶつけたシオアナは、翌朝、父の命によりレグベルに帰ることになります。
突然の事に怪しむノアはマーサの言葉で渋々納得すると、シオアナの左薬指に指輪をはめたのでした。
シオアナはレグベルの屋敷へ戻ると、エティエンを見つけて駆け寄ります。
煙草を吸っていたのをバレたくないエティエンは逃げると、シオアナは走って追いかけて行ったのでした。
その光景を見ていたマーサは、ノア伯爵邸での出来事を思い出したのです。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」25話ネタバレ
慣れない環境で過ごすシオアナを心配したマーサは、シオアナの寝室に向かっていました。
すると、シオアナのベッドの前に注射器を持ったノアが立っていたのです。
マーサはノアに話しかけると、すぐに立ち去っていきましたが、その時の恐怖が未だに残っていました。
シオアナは逃げるエティエンを捕まえると、会いたかった気持ちを言葉で表します。
2人で抱き合いながら愛の言葉を伝え合うと、シオアナは自分の決意をエティエンに話しました。
ノアと結婚する前にレグベルを出て、2人で暮らすことを提案するシオアナ。
故郷を捨てることがどんなに悲惨な事か知っているエティエンですが、愛するシオアナの為に一緒に地獄に落ちると決めたのでした。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」26話ネタバレ
エティエンの髪が一瞬金色に光っていたことに、シオアナは疑問を抱きます。
しかし、夕日のせいだとそのまま気にせずに父の元へ向かいました。
書斎にいた父は、イーライが領地をほったらかしにしていたことを知り怒っていると、そこにシオアナが訪れます。
父がノアとの結婚に気乗りしないことを伝えると、シオアナも同じ考えだと伝えました。
続けて父は、外国に旅行に行くよう勧めたのです。
またとないチャンスに食いつくシオアナは、その時にエティエンと逃げようと考えたのでした。
シオアナにとって都合よく話が進み、喜びながらお風呂に入っていると、ドアの隙間から視線を感じます。
1人でお風呂に入っていたシオアナを心配したエティエンが覗いていたのでした。
過保護なエティエンに、シオアナは入浴の手伝いをするよう命令したのです。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」27話ネタバレ
シオアナから入浴の手伝いを頼まれ、顔が真っ赤になるエティエン。
そんなエティエンの反応を楽しむかのように、風呂場に呼び寄せました。
緊張で手を震わせながら背中を洗うエティエンに、笑顔で接するシオアナ。
父との話しで決まった、ウルチェカに旅行に行くことを話すと、エティエンの顔が曇っていきます。
ウルチェカはエティエンの故郷だったのです。
それでもシオアナに着いていくことになったエティエンは、まさに地獄に行く気持ちでした。
一方、ウルチェカ帝国ベルンハルト公爵邸では、ルートヴィヒとその母であるカトリーナが話をしていました。
兄のエティエンを探したいと言うルートヴィヒ。
エティエンこそベルンハルトを継ぐべきだと強く主張します。
黒幕であるカトリーナの本性を知るルートヴィヒは、権力の頂点に立つ母に逆らったのでした。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」28話ネタバレ
「公爵家を継げない」と言うルートヴィヒの話を無視をするエティエンの継母・カトリーナ。そんな母親にこれ以上何も言えないルートヴィヒは、毎晩エティエンのことを思い浮かべていたのです。
その頃のエティエンは、シオアナと寄り添うように寝ていました。故郷の国へ行くことに、胸のざわめきから過去を思い出すエティエン。
カトリーナとその息子・ルートヴィヒが家族になった日。すぐに受け付けられないエティエンの代わりに、弟のエドウィンは持ち前の明るさですぐに仲良しに。
その後、父親が急逝。次々に上の兄や姉も死亡し、必然的にエティエンが当主となったのです。不安が残る状況で、励まそうとするエドウィンに、心が救われていたエティエン。
しかし、大切な弟を守ることができなかったのです。エドウィンとの他愛もない話を思い出したエティエンは、静かに涙を流したのでした。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」29話ネタバレ
目が覚めたシオアナは、泣いているエティエンを見て動揺しました。理由を聞きますが、エティエンは答えずに愛の言葉を囁きます。
気分転換に外で散歩する2人は、ダイアナ様を祀っていた神殿を訪れました。
ノア伯爵邸での生活が息苦しいと本音を言うシオアナに、嫉妬するエティエンは冷たく返します。
シオアナは理想の結婚相手が金髪というと、明らかに落ち込むエティエン。自分の髪色を変えた事に、初めて後悔していました。
そのまま話をしていると、黄色い花・クロッカスをシオアナに渡したエティエン。
花の意味を話し始めると、まさにシオアナとエティエンの関係そのものでした。
エティエンは話を終え、シオアナの前で片膝をつくと、結婚のプロポーズを申し出たのです。
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「奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった」30話ネタバレ
エティエンから結婚の申し出をされ、顔を真っ赤にするシオアナ。エティエンもつられて赤くなりながらも、愛の言葉を続けました。
すると、言葉を遮るようにシオアナから「微妙だ」と言われてしまいます。
その言葉に傷ついたエティエンは、プロポーズをなかったことにしようとすると、胸ぐらを掴み今すぐに結婚するよう伝えるシオアナ。
2人は深いキスをすると、本当の家族になることを誓ったのでした。
誓った後、シオアナの左薬指に指輪を付けられず気にするエティエン。いつかシオアナの瞳の色と同じ指輪を作る約束をし、もう一度キスをしました。
キスをしながら欲情したエティエンは、シオアナに怒られてしまいますが、それでも興奮は収まりません。
何もない自分を受け入れてくれたシオアナに感謝をし、夫としての務めを果たすと伝えたのでした。
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