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【後宮茶妃伝】1話ネタバレから10話ネタバレまで

後宮茶妃伝 ネタバレ

このページでは、「後宮茶妃伝」1話から10話までのネタバレあらすじをまとめました。

「後宮茶妃伝」1話ネタバレあらすじ

物語の舞台は青国の都、功安。憑き物がついたようにお茶に夢中になる者は「茶道楽」と呼ばれる世界で、1人の少女が茶屋を訪れていました。

お茶が大好きだと言う少女は鼻が効くようで、店主が懐に隠してある希少茶葉・金山毛峰の存在を瞬時に当て、譲ってほしいと頼みます。

怪しんだ店主は譲るのを拒否。しかし、少女が高価な茶葉を籠いっぱいに持っているのを確認すると、茶葉を賭けて利き茶勝負を提案してきたのです。

そうして利き茶勝負を始めて二刻ほど。お茶を飲みすぎた店主は嘔吐しているにも関わらず、少女は涼しい顔で茶葉を堪能していました。

茶葉を当てるのはもちろんのこと、葉を摘んだ時期までも正確に。店主は負けを認めて茶葉を譲り、その少女が茶道楽最高峰の実力を持っていると驚いていました。

その娘は話によると茶師をしており、皇帝献上茶の選定会に参加するために国へやってきたようです。高い目標があると身の上話をする少女でしたが、選考会の受付がそろそろ終了すると聞き大慌て。

最後に店主が名前を聞くと、少女は「采夏(さいか)です」と答え去っていきました。

その後、采夏は選定式会場に到着。面接官から年齢や見た目などを審査され、お茶の選定がなく不思議に思っていた矢先。合格を言い渡され看板を確認すると、なんとそこは皇后選定面接試験で…?

試験会場の場所を間違えていた采夏は見た目の良さから妃候補に合格してしまい、所持していたお茶を奪われ絶望。

1人で悶絶していると、後ろから上物の茶葉の香りが。そこには1人の男性がおり、懐に持っていた高級茶葉・龍井茶をやすやすと譲ってもらったのです。

驚きを隠せずにいると、お茶を馬鹿にするような発言を聞き、怒りながらも茶葉について語る采夏。それでもお茶を認めない彼に、采夏はお茶に誘い「極楽へ連れていって差し上げましょう」と言い微笑んだのでした。

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「後宮茶妃伝」2話ネタバレあらすじ

貰った龍井茶でお茶を作り始めた采夏は、美しい所作で作り終え男性の前へ出しました。男性は妙に惹きつけられるような感覚になりお茶を口にすると、目の前に広がったのは緑豊かな自然の景色。

爽やかで甘みのある味わいで、いつも飲んでいる渋く苦いお茶との違いに驚いていました。采夏は淹れ方を変えるだけで全く違う味わいになると説明。

そして男性との話で、正体が陛下だと気付いた采夏。下級の宦官と勘違いをして無礼な振る舞いをしたことを謝罪し、希少なお茶を飲む機会を与えてくれたことに感謝をしました。

陛下からは正体を秘密にするように言われ、口止め料として残りの茶葉をもらい大満足。名前を聞かれ、陛下はその場を去っていきました。

その後、采夏は龍井茶と自分で作ったお茶を比べ大きな違いを感じ、未練がましい気持ちに。それでも、美味しそうに飲んでくれた陛下の顔を思い出し、心は晴れやかになったのでした。

その頃、自室へ戻った陛下。黙って出かけたことを側近に怒られつつ、久々に顔が明るくなったと言われ「茶がうまかっただけ」と答えながら微笑んでいました。

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「後宮茶妃伝」3話ネタバレあらすじ

物語は現皇帝陛下の話へ。皇帝となる2年前は、もともとは兄が就いていた地位でした。しかし、優秀かつ信頼も厚かった兄は毒殺され死亡。犯人は国の実権を握っていた秦漱石の仕業だと誰もが知っているにも関わらず、彼を裁くことはできなかったのです。

「殺してやる」と憎しみで現皇帝となった男ですが、秦漱石を見る度に怒りが込み上がってくる毎日。しかし、出涸らし皇子と呼ばれていた彼が信頼できる臣下は数名のみ。復讐を果たすため、傀儡のフリをして討つ絶好の機会を伺っていたのでした。

その頃、後宮で茶葉を探していた采夏。しかし下級妃は平民と大差がなく、茶葉は提供できないと言われてしまいます。

茶葉がない生活に危機感を感じていると、奥から悲鳴が聞こえてきました。侍女の失態で中級妃用と四大妃の貞花妃用の茶葉が混ざってしまったのです。

混ざったことがバレれば、首が飛ぶのは間違いなし。しかし時間までに茶葉の選別をするのが困難だと絶望していると、采夏が現れ「すぐに終わらせる方法を知ってます」と救いの手を差し伸べました。

その方法とは、混ざり合った茶葉を少し粗めのザルに乗せて振るいにかけるだけ。良いお茶は若く小さな葉のためふるいの下に落ちていき、簡単に選別ができると丁寧に教えていきました。

完璧に仕分けができ、侍女達から感謝をされた采夏。残った粉末状のお茶を持ち、そのまま退散していったのでした。

しかし侍女達の間では粉末状のお茶はゴミ同然の代物。わざわざ持ち帰ってくれたのかと思っていた侍女達は、彼女のことを謙虚で優しい方だと尊敬するようになります。

そして後宮が貞花妃の独占場となっている現在、1人の侍女は采夏が希望になるかもしれないと淡い期待を抱いていたのでした。

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「後宮茶妃伝」4話ネタバレあらすじ

皇太后に次ぐ第二の妃”花妃”が住まう青国後宮・花陵殿にて、貞花妃が催す朝食会は後宮妃達が最も恐れる時間。新入りに芸をさせては罵倒されるのを見守り、皆自分に害が及ばぬよう沈黙したままでした。

そんな中で采夏は貞花妃など気にしておらず、朝食にお茶ではなく白湯を出されガッカリ。お茶を淹れるために熱々のお湯がないかと考えていました。

貞花妃が苛立つ雰囲気の中、新入りの下級妃・玉芳は彼女の態度を見て心の中でため息。頭痛持ちで悩まされていると、罵倒されていた妃の言葉で貞花妃の前で二胡を弾くことになります。

しかし頭痛を抱えながら弾く二胡は酷いもので、貞花妃はさらに逆上。玉芳の手に熱湯をかけると言い、用意を始めたのです。

玉芳にとって二胡を弾く手は命にも等しい存在。それでも逆らえず熱湯をかけられそうになった時、「とっても良い温度!」と言い熱湯を別の容器で受け止めたのは采夏で…?

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「後宮茶妃伝」5話ネタバレあらすじ

「あつあつのお湯が欲しかった」と言い、貞花妃の行動に逆らった采夏にまわりは困惑。そのままお茶を淹れ楽しみますが、貞花妃の怒りはヒートアップし玉芳を嘘つき呼ばわりして罰を与えようとしていました。

しかし采夏は玉芳が本物の二胡の名手と瞬時に判断し、彼女に淹れたお茶を飲むよう指示。するとお茶を飲んだ玉芳は途端に体中に血が巡る高揚感を感じ、再度二胡を手に取りました。

演奏が始まると、先程の演奏とは違い彼女に惹きつけられる妃達。素晴らしい演奏に酔いしれる中、貞花妃だけは怒りながら部屋を後にし嵐は過ぎ去っていきました。

朝食後、玉芳から感謝をされた采夏。先程のお茶について問い詰められると、彼女の症状を判断した上でお茶で身体全体の巡りを良くしたと言います。

お茶だけで頭痛が収まったことに半信半疑でいる玉芳でしたが、采夏の度胸や天然さが気に入った様子。手を差し出し、2人は自己紹介を交わしたのでした。

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「後宮茶妃伝」6話ネタバレあらすじ

友人のように親しくなった采夏と玉芳。采夏は玉芳の二胡を聴きながらお茶を飲むのを楽しみにしており、玉芳はお茶を飲むことで朝の頭痛がなくなったと喜んでいました。

楽しく会話をしていると、陛下の話に。どの妃とも会わずに素顔も不明、引きこもり帝として有名だったため、玉芳からは「ブサイクなんだわ」と言われる始末。全力で拒否した采夏でしたが、会ったことがあるとは口が裂けても言えません。

普通は寵愛の度合いにより妃の位が決定しますが、花妃である貞花妃にも一度も声掛けはなし。噂では貞花妃は秦漱石の姪で、権力で花妃の位までねじ込んだそう。

そんな話をしていると、宦官が御龍印が刻まれた文箱を采夏宛に運んできました。衝撃の出来事に玉芳は大興奮。陛下からの手紙の内容を訳した玉芳によると、夜の相手に指名されたと言います。

その夜、混乱したままの采夏は侍女達によって綺麗に整えられ、陛下と会う部屋で待機することに。なぜ自分を呼んだのか考えた結果、あの時の茶葉を返してほしいと言われるのではと危機感を感じていました。

大事に飲んでいた分、悲しくなる采夏。陛下が訪れる前に茶葉を使い切ろうと用意しますが、時すでに遅し。茶葉のことを考えながら陛下を出迎えると相談したいことがあると言われました。

その言葉に困惑する采夏に、耳元まで近付いた陛下は「お前しかいないんだ」と囁き…?

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「後宮茶妃伝」7話ネタバレあらすじ

陛下に呼び出された采夏。しかし、彼女は自分が龍井茶を取り返しに来たと警戒されているのではないかと感じます。
「大事なものを奪いにきたのですか?」と問いかける采夏に、陛下は困惑しながらも否定します。しかし、采夏はお茶のことで頭がいっぱいで、目の前にいる相手が皇帝であることすら忘れてしまい、必死に龍井茶を守ろうとします。

そんな采夏に、陛下は頼み事があると言い、水墨画を1枚見せてきました。それは、陛下の友人から贈られた絵だということです。絵の意味を考えあぐねていた陛下でしたが、その友人が弘安随一の茶道楽であることを思い出し、「同じ茶道楽の采夏なら何か閃くかもしれない」と思い、彼女を呼び出したのでした。

陛下にとって、その友人は国を変革するためにも必要な重要人物。そのため、絵の解読にはどうしても手がかりが欲しかったのです。

采夏は水墨画をじっと見つめ、構図に違和感を覚えます。そして、それが茶道にまつわる隠されたメッセージである可能性に気づき、ある特別なお茶を用意するよう陛下に頼むのでした。

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「後宮茶妃伝」8話ネタバレあらすじ

陛下に頼まれたお茶を用意し、それを丁寧に淹れる采夏。その所作を間近で見つめる陛下は、彼女が茶に関わるとまるで別人のようになり、その動きが驚くほど美しいことに気づきます。

采夏が選んだのは楊煎茶。陛下に送られた水墨画を見たときに飲みたくなったというこのお茶は、独特の竹の香りが特徴でした。淹れた楊煎茶を一口飲むと、陛下は不思議な感覚に包まれ、その送り主である陸翔の夢を見ます。

目を覚ました陛下は再び水墨画に目を向け、その題材が「四君子」を描いたものだと気づきます。しかし、絵には竹が描かれていませんでした。陛下は考えます。
「これは陸翔からの暗示なのだろうか。宮中には竹のような清廉さが足りない。だから陸翔は宮中に戻りたくないという断りの文なのではないか?」

そう結論付けようとした陛下でしたが、采夏が楊煎茶について話し始めると、その解釈を改めざるを得なくなります。お茶の香りや風味、そしてその象徴的な意味を聞くうちに、陸翔の意図が違うものである可能性を考え始めたのです。
陛下は新たな解釈に基づき、陸翔への返事を書き始めました。

一方、采夏のもとに陛下が通っていたという噂が広がります。それを聞いた貞花妃は、怒りに震え、何かを企み始めるのでした。

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「後宮茶妃伝」9話ネタバレあらすじ

采夏は、陛下のお通りがあったことで後宮の「鳥妃」という二番目の位に昇格しました。新たに賜った住まい、鳥陵殿で目を覚ますと、部屋の中にはなんと豚の頭が置かれていました。これは、貞花妃からの嫌がらせでした。

その後、貞花妃は采夏の前に現れるたびに侮辱を繰り返し、さらには皇族に対してのみ行われる一等拝礼を要求してきます。采夏は面倒事を避けようと、さっさと謝るために膝をつきましたが、貞花妃が茶師という職業を馬鹿にする発言をした瞬間、采夏はそれだけは許せず、強い視線で彼女を睨みつけました。

その緊迫した場面に割って入ったのは、下級宦官の姿をした陛下でした。実は、陛下が身分を隠して様子を見ていたのです。陛下は采夏に手紙を渡し、貞花妃を一瞥すると、その内容がよほど効果的だったのか、貞花妃は何も言い返せず、その場を去っていきました。

その後、陛下は陸翔に会うため、一時的に後宮を離れることを決めます。しかし、采夏の安全を案じ、「自分の不在中に何かあれば必ず知らせるように」と彼女に伝えました。

さらに、水墨画の件で采夏に感謝を示したいという陛下に対し、采夏はこう願い出ます。
「私が皇帝献上茶の選定会で出したかったお茶があります。それをぜひ、陛下に飲んでいただきたいのです。」

その申し出に、陛下は微笑んでうなずき、采夏の特別なお茶を楽しみにすると言葉を残しました。

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「後宮茶妃伝」10話ネタバレあらすじ

皇帝献上茶の選定会に出るため上京したはずが、うっかり後宮入りしてしまった采夏。それでも采夏は、選定会のために育ててきた自慢のお茶「采夏岩茶」を陛下に用意しました。

一方、陛下は采夏へのお礼として茶を求められるだろうと考え、いくつかの茶を用意していました。そこで采夏の提案により、飲み比べをすることになります。

いくつかの茶を味わった後、最後に采夏岩茶を口にした陛下は、静かにこう告げました。
「このお茶が選定会で選ばれることはないだろう。」

その言葉に、采夏はうなずきます。彼女もすでに結果を察していたのです。しかし、陛下の言葉を聞いて、再び茶師としてリベンジしたいという気持ちが強まります。それでも、後宮にいる限りその夢は叶わないと、采夏は諦めるしかありませんでした。

そんな采夏の心情を察した陛下は、彼女の目を見据えてこう約束します。
「私が実権を取り戻した暁には、采夏が望むものをすべて与えよう。」

その言葉に采夏の胸は高鳴りますが、現実を前にためらいの気持ちが消えません。それでも陛下はさらに言葉を重ねました。
「必ず皇帝として采夏に約束を果たす。それまで待っていてくれ。」

その力強い誓いに、采夏は少しの希望を抱きながら、ただ静かにうなずきました。

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