このページでは、漫画「禁忌の子」1話から10話までのネタバレあらすじをまとめました。
漫画「禁忌の子」1話ネタバレあらすじ
皇国には二つの大公爵家があり、一方は「天使の一族」、もう一方は「悪魔の一族」として知られていました。長い間、両家は互いに敵対し、「両家の血を引く子供は禁忌の子」とされる厳しい掟が存在していました。
ソフィアは「羽化の儀式」で自分が禁忌の子であると判明します。その場で、父親から斬りつけられ、命を落としてしまいます。その一方で、父親は妾の子であるアレスを次期当主に指名していました。
死の間際、そんな場面を目にしたソフィアでしたが――次に目を覚ますと、なんと10年前の世界に戻り、自分がまだ子供の姿になっていることに気づきます。
自分が本当に禁忌の子なのか、それとも違うのか――。そして、将来淫魔として堕落し、父親に殺される運命だけはどうしても避けたい。そう考えたソフィアは、未来を変える決意を固めます。
ふと窓の外を見ると、腹違いの弟アレスが庭掃除をしていました。彼は教育も受けられず、まるで使用人のように扱われていたのです。
それを見たソフィアは、アレスを次期当主に押し上げることで、自分の人生を生き延びる道を探そうと決意します。
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漫画「禁忌の子」2話ネタバレあらすじ
腹違いの弟アレスを味方につけて生き延びようと考えたソフィアは、まず行動を起こしました。使用人のラナに対して、アレスを呼び捨てにすることを禁止し、彼の地位を守る姿勢を示したのです。
さらに、ソフィアはアレスを伴い父親の執務室へ向かいました。そして父親に対し、アレスにも正式な教育を受けさせるべきだと意見します。しかし父親は、「アレスは純粋な天使の血筋ではない」として、その提案を取り合おうとしませんでした。
これに対してソフィアは、なんと自らドミニオン家の次期当主の座を辞退すると宣言します。
その結果、父親は条件を提示します。「アレスが18歳になるまでに羽化を成功させたなら、当主候補として認めよう」と。そして、ソフィアとアレスの挑戦が始まることになりました。
その日の夜、アレスはソフィアの部屋を訪れます。そして、彼女に「認めてもらえて嬉しい」と素直な気持ちを伝えました。
一度目の人生で、アレスに対して無関心だった自分を後悔していたソフィアは、彼をそっと受け入れ、同じベッドに入ることにします。
ソフィアが眠った後、アレスは眠る彼女をじっと見つめながら、そっと唇を重ねました。そして、小さく呟きます。「君を自分だけのものにしたい――」。
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漫画「禁忌の子」3話ネタバレあらすじ
それから8年が経ち、ソフィアは大学入学を控え、勉強に励んでいました。一方で、アレスの教育も順調に進み、彼の羽化こそまだではあるものの、次期当主として正式に認められる日も近いほど成長を遂げていました。
そんなある日、ソフィアが大学に通うことを寂しがるアレスが、「恋人はいないのか」と尋ねます。それに対しソフィアは軽く笑いながら答えましたが、アレスはまっすぐに「僕にとって一番はソフィアだ」と言い放ちます。その一言にソフィアは少し戸惑いながらも、深くは考えないようにしました。
18歳になったソフィアは、ある夜、突然かつて禁忌の羽化をしたときと同じ感覚を覚えます。身体が熱くなり、全身に甘い香りが漂うような、言葉では言い表せない不思議な感覚に襲われたのです。
その異変に気づいたアレスは急いでソフィアの部屋へ駆けつけました。彼女の周囲に漂う誘惑するような香りに気づき、驚きながらも真剣な表情で言います。「その香りは、禁忌の羽化の兆候だ」と。アレスは、ソフィアが禁忌の子であることを初めから知っていたと明かしました。
ソフィアは混乱しながらも、アレスに「部屋から出て行って」と訴えます。しかしアレスは彼女の言葉を振り払うように、そっと彼女の手を取りました。そして、「君をずっと見てきた。誰にも渡したくない」と言いながら、彼女の身体に優しく触れます。
その後、アレスはソフィアの体中にそっとキスを落とし、彼女を甘く包み込みました。困惑しながらも抗うことができないソフィアは、自分の内から湧き上がる感情と、アレスの想いに翻弄されていきます…。
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漫画「禁忌の子」4話ネタバレあらすじ
淫らな姿を恥ずかしがるソフィアは弟と関係を持つことを頭では拒むものの身体は正直に感じてしまっていました。
血の繋がりがないので姉弟であることなど関係ないというアレスは、自分がソフィアを一番愛していると言い、ソフィアがどこが一番感じるのか教えるまで虐め続けます。
ソフィアは理性が溶けそうになり、なんとか答えようとするもキスをされ口を塞がれてしまいました。
アレスは我慢できなくなり初めてのソフィアに挿入し肌を重ねます。ソフィアの身体は痛みも次第に快感に変わって果てていきます。
アレスはどうにかして姉を自分のモノにしたく紅茶に媚薬を仕込んでいたのです。そうして彼女が禁忌の子だと知ったアレスは彼女が堕ちても毎日抱いてあげると頬を撫でます。
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漫画「禁忌の子」5話ネタバレあらすじ
翌朝、目を覚ましたソフィアは、隣で眠るアレスを見て昨夜の出来事が現実だったと実感します。動揺しながらも、何から聞いていいのかわからず戸惑うソフィアに対し、目覚めたアレスは静かに語りかけました。
「淫魔に堕ちないためには、天使か悪魔の精を定期的に受ける必要があるんだ。これからは僕がその役目を果たすから、安心していい」と。
ソフィアはそれを聞きながらも、自分の人生を自分の力で切り開こうと決意していました。彼女は成績優秀者に与えられる海外留学の権利を目指し、国立大学の受験を決めていたのです。
一方、18歳の誕生日を間近に控えたアレスにはいまだ羽化の兆候が見られず、父親は焦りを隠せませんでした。そして、彼はこう言います。「次期当主はやはりソフィアが適任だ」と。
そんな中、ソフィアの大学進学への決意が固いことを察したアレスは、一緒にいられる時間が減ることに対して焦りを感じ始めます。彼にとってソフィアは、ただの姉ではなく特別な存在でした。
さらに状況を複雑にするのは、悪魔の一族の息子が大学に通うことになったという知らせでした。彼の目的は明白で、ソフィアを狙っていたのです。この新たな脅威にアレスはますます彼女を守りたいという思いを強めていきます。
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漫画「禁忌の子」6話ネタバレあらすじ
入学式の日、代表挨拶を務めたのはエヴァンでした。彼が主席であることを知ったソフィアは、思わずその名前に注目します。噂によれば、エヴァンは16歳で羽化を果たした逸材だということでした。
「男には近づきたくない…でも、アレスのために羽化の情報を少しでも集めなければ」と、葛藤しながらソフィアは行動を決めます。
その後、禁忌の子についての情報を探すために図書館を訪れたソフィアは、偶然にもエヴァンと出会います。エヴァンはソフィアが天使の一族であることをすでに知っており、親しげに近づいてきました。しかし、彼の態度に警戒したソフィアは冷静に、「私には不用意に近づかないでほしい」と伝え、その場を去ります。
しかし、歓迎パーティーで再びエヴァンと顔を合わせることになったソフィア。会場で何者かに襲われそうになった彼女を庇ったエヴァンが怪我を負い、倒れ込んでしまいます。ソフィアはとっさに彼に手を伸ばし、禁忌の子である自分にも宿っていた天使の治癒能力を使ってエヴァンの傷を癒しました。
「ありがとう」と穏やかに微笑むエヴァンと話をしているうちに、突然ソフィアの身体に異変が起こります。胸の奥から湧き上がる熱、全身が紅潮し、禁忌の羽化が始まったのです。
その様子を察したエヴァンは冷静にマントを広げ、彼女をそっと隠します。そして、「大きな声を出すな」と低い声で囁きながら、ゆっくりとソフィアに顔を近づけてきました。彼の唇がソフィアの唇に触れる瞬間、彼女の心は大きく揺れ動きます…。
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漫画「禁忌の子」7話ネタバレあらすじ
エヴァンのマントに隠れてベランダに出るとソフィアは彼とキスをします。
舌を絡めると欲情が禁忌の羽化だと確信するソフィアを見て、初めて見る禁忌の羽化に興奮するエヴァン。
誰に言わないでというソフィアに対して、お前次第だというエヴァンは彼女の下着をとり愛撫します。
悪魔で敵同士なのに関係に致るのはダメだという理性も捨て去り、ただ彼から舐められることに快感を得てしまうのです。
やめてと伝えてみるものの身体は正直に感じてしまい、頭と体が離れ離れになるソフィア。
交わってはいけない関係だと彼に言いますが、それでも疼いてしまう身体をエヴァンが助けてくれると言うので抵抗できません。
余計なことを考えるソフィアにエヴァンは俺のことだけ考えろと腰を打ち付けます。
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漫画「禁忌の子」8話ネタバレあらすじ
ドレスがはだけ胸を弄られながら奥を突かれると気持ちよさに何も考えられなくなってしまうソフィア。
中庭ではパーティーを抜け出した男女の声が聞こえ、見られてはいけないとエヴァンを止めます。
しかしソフィアが吸い付いて離れないというエヴァンは彼女に声を抑えろとさらに激しく突き上げるのです。彼のせいで声も我慢できないと悶えながらもやり過ごし、さらにエヴァンがヒートアップします。
エヴァンの飢えていた淫欲が悪魔のおかげで収まっていくのを感じ果てたソフィア。エヴァンは彼女の首に跡をつけ、嫌いにならないでくれと言うと、このことは2人の秘密になりました。
屋敷に帰ったソフィアを出迎えたアレスは彼女の様子がおかしいことに気づき、今夜は発情する周期なので身体に聞いてみようと企むのでした。
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漫画「禁忌の子」9話ネタバレあらすじ
ソフィアは精神力で衝動を抑えてはいるものの発情には周期があることを知っているアレスは、彼女の紅茶に媚薬をいれ衝動を刺激します。
エヴァンと起きたことを思いかえしていると、アレスが紅茶を持って部屋に来ました。
アレスと関係を持ってから彼を避けてしまっていたので、彼の優しさを受け取るソフィア。
アレスもエヴァンも禁忌の羽化について言及しないのを疑問に感じます。
入浴しながらエヴァンとのことを思い出すとまた欲情してしまいました。
疼く身体を自分で慰めているとアレスが入ってきます。
自慰を見られたかと焦るソフィアにアレスは首筋の痕が何かと聞くと、気に入らないから上書きさせてとソフィアの身体を求めてきて…。
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漫画「禁忌の子」10話ネタバレあらすじ
首にキスをするアレスにもう姉弟で関係を持ってはいけないと離れるソフィアですが、アレスは嫉妬で狂ってしまうと彼女の手を離しません。
「パーティで発情したのか？」と問いかけるアレス。その言葉にソフィアは動揺しつつも、彼の意図を探るように見つめ返します。周期を知っているアレスに対し、ソフィアは「まさか、あなたが何かしたの？」と詰め寄りました。
しかし、アレスは無言のまま答える素振りを見せません。その態度に苛立ちを覚えたソフィアは、彼の手を振り払うと、冷たい声で「もういいわ」と言い放ち、浴室から出ようと背を向けます。
そのときアレスは羽化を見せたのです。
それを知ればソフィアが家を去ってしまうので黙っていたアレス。彼に触れられると禁忌の羽化で立っていられません。
アレスに散々愛撫され我慢の限界を迎えたソフィア。
エヴァンとの関係を知られるくらいならアレスに身体を求めてしまおうと、彼に腰を突き出します。
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