このページでは、「今夜、うちにおいで～冷徹上司の理性が溶けたら」1話から10話までのネタバレあらすじをまとめました。
「今夜、うちにおいで」1話ネタバレ
清子は主任としてそれなりに社会人生活を送っていました。彼女が部下達に優しく接し、事あるごとに饅頭を差し入れる様子は母親のようでした。
しかしその甘やかす態度のせいで、内心彼女のことを舐めている部下黒田が抱えていた仕事を締め切り前日に引き継ぐことになる等、良い事ばかりではありません。
何とか間に合わせようと残業をしていると、資料の提出先である企画部部長の行定から黒田の進捗について声を掛けられます。彼は仕事に厳しい人で、清子の部下の志緒も企画書の件で泣かされたばかりでした。そんな彼を前に清子は明日の早朝に提出させると約束する等、必死に取り繕います。しかし偶然黒田がこの案件を主任に引き継いでもらえてラッキー、さらに翌日は午後出勤だと同期に話している場面を立ち聞きしていた行定に嘘は通じません。
彼は意味深げにため息をついて清子に迫りますが、何を言うつもりなのか。
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「今夜、うちにおいで」2話ネタバレ
行定が清子に指摘したのは部下を甘やかすだけが良い上司ではないという事でした。チームのためにもならないと気づかされた彼女はお礼に、ひよこ饅頭を差し出します。受け取ってもらえないかとは思いましたがそんなことは無く、彼はそれを受け取って微笑み、穏やかな表情を見せるのでした。
後日清子は部下達から飲み会の誘いを断り、新居を探しに不動産屋へ行くつもりでした。立ち退きが半年後に迫っていたからです。しかしそのための貯金を全て母親に送金することになってしまいます。彼女の母は恋多き女性で、昔から清子の世話を焼いたことなんて無いのに、お金や厄介事で困った時だけ頼ってくる困った存在でした。
清子が憂鬱な気持ちで自宅のアパートへ帰ると、道路の水道管が破裂していて家に入れなくなっていました。そこに新たな管理会社の担当である行定が現れ、なりゆきで彼の家に一晩泊めてもらうことになります。
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「今夜、うちにおいで」3話ネタバレ
行定の好意で家に上げてもらい、風呂を借りた清子はようやく冷静になります。彼からの提案とはいえ甘え過ぎていることを猛省しました。
入れ替わりで風呂に入った行定を待つ間、空腹に耐えきれなかった彼女はキッチンを借りて軽いおかずを手作りします。風呂から上がってきた彼はデリバリーも頼まなかった自分のミスを謝りますが、一宿一飯の恩ということになり、二人仲良く食卓を囲むのでした。ちなみに管理会社によれば応急処置は済んだらしく、清子達は明日改めて部屋の現状確認をしに行きます。
食後、清子は今日の礼も兼ねて買っていたお酒を行定に勧めるのですが、それを激しく後悔することに。彼は家で飲むとタガが外れる質で、膝の上に乗せて抱きしめた清子を褒め殺し、恋人だと錯覚しそうなほど甘い態度で接します。清子は慌てて彼を寝室へ連行。その後リビングのベッドで寝ようとした彼女は戻ってきた行定に寝室まで連れていかれ、ベッドの上に放り出されました。
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「今夜、うちにおいで」4話ネタバレ
結局何をすることも無く眠りについた行定。清子は彼の下から這い出すことができず、諦めます。死んだ祖父母以来の人と触れ合う暖かさに包まれながら彼女も眠るのでした。
翌朝行定は清子に謝罪。清子も強引に酒を勧めてしまったことを謝り、恥ずかしさから急いで洗面所へ向かいます。行定は寝室で一人、顔を赤くしながら寝起きの彼女の可愛さに戸惑うのでした。
昨夜帰れなかったアパートを二人で見に行きますが、元々ボロだったこともあって案の定とても住める状態ではありません。清子が同程度の家賃で物件を探す気だと知った行定は、彼女を防犯面も快適面も悪い家に済ませるのが忍びなく、次の家が見つかるまで自分の家に住むよう勧めます。清子もその言葉に甘え、しばらく同居生活を送ることになりました。
ある日志緒は大好きな先輩と企画部部長から同じ香りがすることに気が付きます。清子が行定交際しているのかもしれないと心配した彼女は、先輩を呼び出して事情を話すよう問い詰めます。
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「今夜、うちにおいで」5話ネタバレ
清子から事情を聞いた志緒は自分を頼ってくれなかったことに対し怒りますが、今の彼女は同棲中。志緒も気を使ってくれたのは分かりましたが、その日以降先輩の顔色が優れず、さらに自分が頼ってもらえなかったことにショックを受けます。
6年前の志緒は会社で誰にも心を許していませんでした。愛想がいい同期を褒める先輩達や笑ってばかりいる清子を見下していたのです。しかしある時セクハラを受けた際、清子が手を震わせながらも強く抗議して助けてくれたことをきっかけに志緒は彼女を尊敬するようになったのでした。
どうにか先輩を救いたいと思った彼女は意を決し、行定に直談判します。ですが彼から清子本人に言うよう頼まれたのかと聞かれ、志緒は言葉に詰まってしまいます。さらに手を出す気ではないか？と聞かれた行定はそれは自分達の問題で、彼女が決めることだと自信あり気に言い切ってその場を後にしました。
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「今夜、うちにおいで」6話ネタバレ
行定の生活はルーティンが決まっていて、元妻とも夫婦らしい記憶は無く、それに不満もありませんでした。しかし清子と住み始めて以降何気ない出来事や、彼女との日々に幸福を感じるようになっていきます。清子の魅力は自分だけが知っていればいいとすら思い始めていました
そんな幸せな毎日を過ごしていた行定ですが、彼女に内見の予定が入っていると知って現実を思い出します。もちろん内見に帯同し、どこも却下。帰りに二人で甘味屋へ入り、そこで行定は今の生活に負担を感じているのではと清子に尋ねます。あの時は平気な素振りでしたが、志緒の言葉が気になっていたのです。
清子はそれを否定し、むしろ居心地が良すぎて甘え過ぎるから早く物件を決めようとしていたことを告白します。それに安心し行定は彼女の手に触れて、もっと頼って欲しいと伝えます。いい雰囲気になりかけた時、運悪く清子のスマホに母から着信が入りました。
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「今夜、うちにおいで」7話ネタバレ
清子がアパートで母と落ち合うと、車で別れたはずの行定が追いかけてきました。車内に忘れたスマホを届けてくれたのです。
行定を見た母は彼を次の恋人候補に決めたようで、早速スキンシップを計ろうとします。彼はそれを自然に交わし、彼女に名刺だけ渡して先に家へ帰りました。
母が連絡してきた理由は元カレとの間で裁判沙汰になり、その解決を清子に丸投げするためでした。
帰宅後の清子が無意識に弁護士費用と呟いたところ、行定に聞かれてしまいます。当然のように彼は話を聞いて力になろうとします。しかし母と彼を関わらせたくない彼女は厳しい言葉で拒絶してしまうのでした。そんな風に断ったのに、いつでも話を聞くと言ってくれる行定の優しさに清子は申し訳なさを募らせます。
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「今夜、うちにおいで」8話ネタバレ
弁護士探しに加えて仕事もトラブルが続き、参ってしまいそうな清子。帰宅すると机の上に行定が独自に選定した弁護士の資料が何枚も置かれていました。さらに行定は顔を見たいと彼女を引き寄せて、泣きそうになった清子の頬を両手でほぐします。清子は彼との会話で笑顔を取り戻し、思い切って自分の状況を相談します。
清子の母は昔から娘ではなく自分の恋愛最優先であること。そして今回恋した相手が実は既婚者で、その妻から慰謝料を請求されていると相談します。困った親だとしても彼女は現在生きている唯一の肉親です。母と繋がっていたいのかもと打ち明ける清子に、行定は辛い表情を浮かべました。それからその繋がる相手に自分はどうかと問い掛けるのでした。
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「今夜、うちにおいで」9話ネタバレ
行定は清子の周りに母だけでなく、自分や志緒がいると言い聞かせます。そして誰よりも清子のことを考えているのは自分だと手のひらにキスしながら告白するのでした。
翌日から清子は行定を意識しっぱなし。仕事場で彼の名前が出る度に挙動不審になり、家では今までどんなふうに接していたか思い出せず顔を真っ赤にしてしまいます。行定はそんな彼女を微笑ましく感じながら、告白してしまった自分の狡さを申し訳なく思っていました。
こうして二人の関係に少し進展が見え始めた時、清子の母の幸恵が行定に電話で接触してきます。相談したい事があると言って二人きりで会う約束を彼に取り付けます。娘にはもったいないほどの好物件、次のターゲットを見据えて一人怪しく笑う幸恵でした。
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「今夜、うちにおいで」10話ネタバレ
行定の告白を一人で抱えきれなくなった清子は勇気を出して志緒に相談します。志緒は退勤後に居酒屋で話を聞き、すぐに同居をやめるよう進言。ですが清子が悩んでいるのが告白されたことではないと分かって少しいじけます。先輩も行定をそういう相手として好意的に見ていると言葉や表情で分かったからでした。
恋に振り回され周囲に迷惑をかける幸恵を見て育ってきたせいで、恋愛をすることに臆していた清子を志緒が力強く励まします。6年の間一緒に働いてきた彼女の言葉は勇気を与えてくれました。
しかし行定は忙しそうで家出も顔を合わせる時間が全くありません。それをもどかしく思っていたある日、先日行定が元妻らしく美人と歩いていた噂が耳に入ります。自分への告白は冗談だったのか不安になり、真相を知りたがる清子。直接見て確かめようと同僚が噂していたカフェに向かいます。そこにいたのは行定と幸恵でした。彼女はその場に割って入り、幸恵の腕を握り半ば泣きながら母にやめて欲しいと伝えました。
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