このページでは、【氷花の初恋 笑わぬ令嬢は無骨な騎士団長を恋い慕う】1話から10話までのネタバレあらすじをまとめました。
「氷花の初恋」1話ネタバレ
ルミエラは「氷花人形（ジーヴル）」と噂されるほど、感情を表に出さない物静かな女性です。
ジルヴィスはそんなルミエラとお茶会を開きましたが、会話が続かず、結局静かに終わってしまいました。
ルミエラは、寡黙な父親と物静かな兄のもとで育ち、自然と落ち着いた性格の女性へと成長しました。そのうえ引っ込み思案な性格も影響し、友達を作ることができず、感情を表に出す機会もほとんどありませんでした。
そんなルミエラの人生が大きく変わったのは1年前のことです。ある日、突然倒れたルミエラが目覚めると、前世の記憶を持ち、小説で読んだ世界にいることに気づいたのです。
そしてある日のパーティで、ルミエラはジルヴィスに一目惚れをします。
遠くから彼を見つめる日々を送っていたルミエラでしたが、やがてジルヴィスとの縁談が舞い込んできました。これを機に、彼女は自分の動かない表情筋をなんとかしなければと思うのでした。
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「氷花の初恋」2話ネタバレ
縁談が決まってから、ルミエラは顔のマッサージと発声練習を日課にしていました。
しかし、毎日続けても効果はなかなか現れません。そこで、せめて会話を弾ませるために、ジルヴィスについて知りたいことを質問してみることにしました。
相手を知り、自分も知ってもらおうと、ルミエラは好きなことについて話題を広げます。その中で、動物が好きだという自分の趣味を伝えました。
そんな折、大きな犬がタイミングよくルミエラに飛びかかり、押し倒してしまいます。これをきっかけに、イルードも加わって犬と一緒に遊ぶことになりました。
犬と遊び終わった後、ルミエラのドレスが汚れてしまい、メルティナからドレスを借りることに。着替えの際、メルティナから「ジルヴィスのことをどう思っているの？」と尋ねられます。
ルミエラは表情こそ変わらないものの、彼への想いを素直に伝えました。このことで「氷花人形（ジーヴル）」という誤解も解けたのです。
その後、ジルヴィスのエスコートで馬車に乗ることになったルミエラ。彼女の温かい体温と美しい姿に、ジルヴィスは思わず頬を赤らめるのでした。
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「氷花の初恋」3話ネタバレ
今まで無口で無表情だったルミエラ。しかし最近の彼女は、どこか以前とは少し違う雰囲気を醸し出しており、ジルヴィスは思わず気を取られてしまいます。
そんな中、ジルヴィスは第一王子リオンにルミエラのことを話しますが、その話を聞いたリオンはジルヴィスの鈍感さを笑い飛ばします。そして「氷花人形（ジーヴル）」と呼ばれるルミエラに興味を示しました。
ジルヴィスが、ルミエラは噂のような冷たい女性ではないと強く主張すると、リオンは夜会にジルヴィスとルミエラを招待し、彼女に会わせるよう要求します。
ルミエラは夜会への誘いに内心喜び、張り切ります。しかし、相変わらず表情筋は動かず、気持ちを表に出すことはできません。
夜会の会場でリオンに挨拶を済ませると、ルミエラは彼とジルヴィスの美しい顔立ちに思わず見惚れてしまいます。そんな中、リオンの婚約者マリティアを見かけ、彼女が原作小説では婚約破棄される人物だと思い出します。
さらに、来月にはリオンの誕生日パーティーが控えていることを知りました。今回の夜会でリオンと小説のヒロインが出会うきっかけが生まれるのかもしれないと、ルミエラは胸の内で思いを巡らせます。
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「氷花の初恋」4話ネタバレ
夜会の最中、ルミエラは偶然マリティアと個室で二人きりになりました。
会話を交わす中で、マリティアからお茶会に誘われ、さらに「良いお友達になれそう」と言われます。この言葉に、ルミエラは心から嬉しさを感じました。
しかし、ルミエラの脳裏には小説の展開が浮かびます。原作では、ヒロインのアンネットとリオンが出会い、マリティアが二人の関係を誤解するというシナリオが進むはずです。
やがて、酔っ払いに絡まれるアンネットの姿が目に入りました。小説ではリオンが彼女を助けるはずの場面ですが、実際に彼女を救ったのはジルヴィスでした。
影からその様子を見ていたルミエラは、ジルヴィスの勇敢さと格好良さに思わず見惚れてしまいます。しかし、同時に小説の流れが変わったことに不安を感じます。
助けられたアンネットが、近くにいた近衛兵にジルヴィスの名前を尋ねるのを見たルミエラは、今後の展開が原作とは異なる方向に進む可能性を悟ります。その雲行きの怪しさに、ルミエラの胸中はざわつくのでした。
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「氷花の初恋」5話ネタバレ
リオンの誕生日パーティーが近づく中、ジルヴィスは騎士団長として警護の任務があるため、パーティーには参加できないことが決まりました。
その話題がマリティアとのお茶会で出ると、ルミエラは思わずジルヴィスの真面目さを「素敵だ」と褒めてしまいます。
これに、マリティアはリオンへの想いを語り始め、恋愛話に花が咲きました。ルミエラも彼女を励まし、リオンのどんなところが好きなのかを聞きながら、楽しいひとときを過ごします。
一方その頃、ジルヴィスはリオンから夜会でルミエラに花束を渡さなかったことを責められていました。リオンは「誕生日パーティーでは、花やドレスを用意するべきだ」とアドバイスし、ジルヴィスはその助言に耳を傾けます。
その日の夜、ルミエラが窓を開けて外を眺めていると、そこにはジルヴィスの姿がありました。
彼はルミエラに向かって「いつでも君に誠実でありたい」と真っ直ぐな思いを伝えます。それを聞いたルミエラも、彼に自分の気持ちを言葉で伝えました。
ジルヴィスは、無表情であるはずのルミエラの顔が微笑んでいるように見え、胸が温かくなるのを感じました。
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「氷花の初恋」6話ネタバレ
ルミエラは騎士団へ差し入れを持ってジルヴィスに会いに行きました。先日の夜、彼が訪ねてきたことをきっかけに、彼への想いがさらに強くなっていたのです。
訓練場では、鍛錬に励むジルヴィスの姿がありました。その真剣な表情と力強い動きに、ルミエラは思わず言葉を失い、見惚れてしまいます。
一方、リオンの誕生日パーティーでは、アンネットがジルヴィスに接触することはありませんでした。
しかし、彼女がジルヴィスを見る目には明らかな好意が込められているように感じられました。さらに、アンネットは同じタイミングでジルヴィスを訪ね、アップルパイを差し入れしていたのです。
その光景を目の当たりにしたルミエラは、この世界がすでにアンネットとジルヴィスの物語へと進んでいるのではないかと悟り、胸がざわつきます。
そんな中、ケインから「ジルヴィスは君を想っている」と告げられます。そして彼が「ジルヴィスは耳が赤くなるタイプだ」と言い当てたことに、ルミエラの心はますます揺れ動きました。
ジルヴィスへの差し入れをケインに預けようとしたその時、後ろから優しくその手を握ったのは、他でもないジルヴィスでした。
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「氷花の初恋」7話ネタバレ
アンネットの訪問に内心戸惑っていたジルヴィスは、訓練場でルミエラとケインが楽しそうに話している様子を見て、思わずその場に割って入ってしまいました。
ケインの気遣いで二人きりになると、ジルヴィスは「ケインと何を話していたんだ？」と尋ねます。
ルミエラは少し恥ずかしそうに、「感情が昂ると耳が赤くなるって、ケインに教えてもらいました」と答えました。
その言葉にジルヴィスは、一瞬驚きつつも、「それも含めて、君のことは俺の方がよく知っている」と手を取りながら真剣に伝えました。その熱意に、ルミエラの心はドキドキと高鳴ります。
その後、ルミエラは用意していた差し入れを手渡しました。ジルヴィスは喜びつつも「訓練中で手が汚れているから、洗ってくる」と言います。
するとルミエラは、思い切って「私が口まで運びます」と提案しました。突然の提案に、ジルヴィスの心は騒がしくなりますが、彼女の申し出を受け入れ、食べさせてもらうことに。
その後、ルミエラはジルヴィスに手紙を書くために街へ買い物に出かけます。ところが、偶然そこでアンネットと出会ってしまいました。
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「氷花の初恋」8話ネタバレ
ルミエラが街を歩いていると、一枚のハンカチが地面に落ちているのを見つけます。それを拾って渡した相手は、なんとアンネットでした。アンネットはルミエラだと気づくと、すぐに彼女をお茶に誘いました。
「ずっと言いたかったことがあるんです」と話すアンネットの言葉に、ルミエラは内心落ち着かずにいました。しかし、彼女が口にしたのは「謝罪」でした。
アンネットは、以前ジルヴィスに差し入れを持って行ったものの、「婚約者がいるから」と丁重に断られたことを打ち明けます。
そして、自分は田舎育ちで貴族の男性に免疫がなく、すぐに舞い上がってしまうのだと続けました。
その言葉に、ルミエラは思わず共感します。「私も恋愛小説が好きだから、その気持ち、よくわかります」と優しく答えたのです。
そして、思い切って「私たち、友達になりませんか？」と提案しました。アンネットは驚きつつも、笑顔でそれを受け入れました。
その後、久しぶりにジルヴィスとの茶会が開かれます。この場には、ルミエラの兄ジュレストとその友人ザウロも同席しました。
茶会が進む中、ジルヴィスはルミエラが自分に一目惚れしたことで婚約が決まったと知らされ、思わず驚きの表情を浮かべます。
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「氷花の初恋」9話ネタバレ
ルミエラとジルヴィスの縁談は、お互いに「政略結婚」だと思っていました。
しかし、実際にはルミエラが密かに好意を抱いていた相手がジルヴィスであり、偶然にも彼との縁談が決まったのです。
ルミエラが自分に一目惚れしていたことを知ったジルヴィスは、戸惑いながらも「リオンの護衛に同行する関係で、手紙の返事が遅れるかもしれない」と彼女に伝えます。
一方で、ザウロの言葉を鵜呑みにできないジルヴィスは、ルミエラに「自分のような婚約者をどう思っているのか」と尋ねました。
その質問に対し、ルミエラは淡々とした口調ながらも、まっすぐにジルヴィスへの想いを伝えました。その素直さにジルヴィスは照れた様子を見せ、ルミエラはその照れ顔を「会えない間の栄養」にしようと胸の中で思います。
その後、ルミエラはマリティアやアンネットとともに恋愛話を楽しむお茶会を開きました。和やかな雰囲気の中、アンネットに「ジルヴィスに好きだと伝えないの？」と尋ねられます。
ルミエラは、「真面目な彼だから、私が好きだと言ったら、無理にでも私を好きになろうとするかもしれない」と考え、告白は思いとどまっていることを打ち明けました。
しかし、その穏やかな日々の中、ジルヴィスが婚約したと知り、憤りを露わにする少女が現れます。
その少女は一体誰で、どのように物語に関わるのでしょうか…？
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「氷花の初恋」10話ネタバレ
作成次第、追記します。
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