このページでは、「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」1話から10話までのネタバレあらすじをまとめました。
「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」1話ネタバレ
水の国・ベルブロン王国では、美しい水の国と呼ばれ栄えていました。川を浄化する魔法を使う、ヴィルキャスト家が代々その役目を担ってきたからです。
ヴィルキャスト家のメアリは水の女神様として崇められており、姉である主人公・ララは魔法が全く使えずに毎日虐げられていました。
ララの母は既に他界しており、再婚相手の連れ子を可愛がる金に貪欲な父親。ララの心はどんどん擦り減っていきます。
メアリ達が来たことにより、屋敷で暮らすことも許されないララは、いつもボロ小屋に住んでいました。
翌朝、父親からお腹を踏まれ強引に起こされると、元王太子との結婚を告げられます。
元王太子が治めるトゥルムフート王国では、川の汚染により病気が蔓延し、崩壊の危機に陥っていたのです。
魔法が使えないララは拒みますが「奴らを騙せ」と命じられてしまいます。
その頃、トゥルムフート王国では元王太子・ロイが民に水を配っていました。執事からヴィルキャスト家が婚約に応じたと聞くと、国が救われると安堵したのです。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」2話ネタバレ
元王太子のロイとの婚約が勝手に決まったララは動揺していました。魔法が使えない自分に、川の汚染を浄化することはできません。
水魔法を使えるメアリを勧めようとしますが、父は聞く耳は持たず、実の娘であるララを厄介払いしたかっただけのようです。
何日もお風呂に入れていないララに綺麗にするよう命じた父。お風呂に入ったララの身体はガリガリに痩せ細っていました。
そして、自分が無能力者だとバレた時の最悪なシナリオを考えながら、恐怖に震えていたのです。
義妹の着ていた不釣り合いな真っ赤なドレスを着て、馬車に乗り込もうとするララ。すると新しいドレスに身を包んだメアリが来たのでした。
メアリは、嫁ぎ先での感染症の流行や魔獣がうようよしているなど、ララを恐怖のどん底まで落とします。
最後の最後まで虐めたメアリは、満足そうに別れの挨拶を伝えたのでした。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」3話ネタバレ
馬車に揺られて夢を見ていたララ。魔法が使えない落ちこぼれと蔑まれ、義弟のヤニックに性的暴力を受けていた過去を持っていました。
メアリのように才能がないヤニックは、日頃のストレスをララにぶつけていたのです。
悪夢から目が覚め泣いていたララに、メイドのエリーはそっとハンカチを渡します。
エリーの優しさに心がじんわり温かくなると、神様からの最後のプレゼントだと思うのでした。
到着間近になり、身体を強張らせ震えるララ。馬車から降りると、そこには執事とメイド2人が立っていました。
優しい笑顔で出迎えられると、怖がっていたララの表情が晴れやかになります。
しかし、同時に父の顔が浮かぶと、騙さないといけないことに胸が痛んだのでした。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」4話ネタバレ
執事長のセバス、身の回りのお世話係としてリーネとマニカがララに挨拶をしました。
ロイがいないことに気付くと、すかさずセバスが魔獣退治で外出していると伝えます。
屋敷へ入り、自分の部屋に案内されると、あまりの豪華さにはしゃいでしまいます。そんなララを、メイド達は微笑ましく見ていました。
マニカから入浴を勧められるがまま浴室へ行くと、これまた豪華な作りで驚きます。
入浴のお手伝いするというマニカを断っていましたが、1人ではできないドレスの着脱だけお願いをしました。
ドレスを脱がせると、ララの背中の打撲痕を見て不穏な表情になるマニカですが、その事には触れずに作業を続けました。
川の汚染により、綺麗な水を大量に集めるのが大変だったと聞いたララ。役に立たない自分の為にしてくれたことに罪悪感しか感じません。
その夜、ロイはセバス・リーネ・マニカの3人を呼び出し、花嫁であるララの事を聞いたのでした。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」5話ネタバレ
婚約者であるララの事を聞いたロイですが、セバスの表情を見て噂通りの令嬢だと思い、縁談を持ちかけた時の事を思い出しました。
金に強欲なヴィルキャストの当主に、高額な縁談料を持ちかけられていたロイ。王国の為に、その交渉に応じていたのです。
そして、言いずらそうにしていたセバスは、花嫁の違和感を話し始めました。
令嬢として相応しくない痩せこけた容姿、ドレスの色やサイズなども合っておらず、背中には打撲痕があったことを告白します。
縁談で話していた娘とは違うことに困惑するロイは、明日の朝食をララと取るよう3人に伝えたのです。
就寝時、ララはメイドのエリーにいつ帰るのかを聞いていました。何も命令されていないエリーは、ララと共に残ることに。
嘘がバレた時の最悪な事態を心配するララは、本当の事を言えずにただ泣いていたのでした。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」6話ネタバレ
トゥルムフート王国で一夜を過ごしていたララ。またしても、弟・ヤニックに襲われそうになる夢を見ていました。
涙を流しながら起きたララは、ここにはヤニックが居ないことを自分に言い聞かせ、日が昇るのを待ちました。
エリーが水を持って部屋を尋ねると、貴重な水に感謝をしながら一気に飲み干しました。
淡いピンク色のドレスに着替えると、ロイと朝食を取ることにララはとても緊張しています。
ロイに本当の事を打ち明けようと1度は思いますが、関係のないエリーも巻き添えとなるからとその考えをするのは止めました。
そして遂に婚約した2人が対面すると、震えながらも挨拶をするララを見つめるロイ。優しく微笑むと、食事部屋へと向かったのでした。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」7話ネタバレ
食事の席についた2人。ララは緊張しながらもロイの顔を見て、大人の魅力を感じていました。
豪華な食事に感動するララを見て、微笑むロイと目が合い照れてしまいます。
あっという間にスープとパンを平らげたララですが、メインの食事が来ると分かり、明らかに動揺していました。
実家では十分な食事が取れなかったからか、食が細く既に満腹だったのです。
異変に気づき優しく尋ねるロイ。お腹がいっぱいと言うララに、オレンジジュースを出したのでした。
朝食後、ロイの提案により、散歩がてらに屋敷の外を探索することになります。
木々が生い茂り、自然豊かな庭に連れて来られたララ。すると、実家の庭で令嬢達から虐められていた過去を思い出し、気持ちが落ち込みます。
2人は奥へ進んでいくと、川に到着したのでした。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」8話ネタバレ
屋敷の庭にある川辺へ訪れていたララとロイ。
その川が人々の生活水源となっていると話し、比較的水質の良い川として大事にされていました。しかし川を見たララは、あまりの質の悪い水に戸惑います。
改めて嫁いでくれたことを感謝をしたロイに、自分が魔法を使えないことに罪悪感を抱くと胸が酷く痛んだのです。
別れ際、ロイの後ろ姿を見ながらララは心の中で謝ることしかできません。
部屋に戻ったララは、メアリが話していた人物像とロイが全く違うことへの違和感を考えていました。
魅力的な彼のことを考えるだけで頬を赤らめると、気分転換に1人で散歩に出かけます。
先ほどの川へやってきたララ。自分に親切にしてくれる人達の事を思い浮かべながら、祈りを捧げたのでした。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」9話ネタバレ
川辺で祈りを捧げていたララから、幻想的な光が灯っていました。
祈りが終わり光が消えると、屋敷へ帰ろうとしたララ。しかし、立ち眩みをするや否や、身体の言うことがききません。
フラフラの状態で屋敷に戻ったララですが、エリーの顔を見て安心したのか、その場で倒れてしまいます。
ベッドで休むララは、ボロ小屋に住んでいた事を思い出すと、この生活が続けばいいと口にしたのです。
夜更けになり目が覚めると、ベッドの横にはロイが座っていました。親身になって看病してくれる優しいロイに、つい甘えが出たララ。
亡くなった母を思い出し、頭を撫でてほしいと伝えます。お願いに答えたロイは、優しく頭を撫でると、ララはもう一度眠りについたのでした。
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「灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚」10話ネタバレ
ロイに頭を撫でてほしいとお願いしたララは、昨夜の事を思い出しながら、羞恥心で顔を真っ赤にさせていました。
すっかり体調が良くなり、もう一度川へ行くことに。ポケットに入れていた小さな小瓶を出すと、昨日のように祈り始めます。
その小瓶には、亡くなった母の遺灰が詰められていたものだったのです。
父親が再婚しメアリが来て以来、屋敷を追い出されていたララは、人気のない場所で毎日のように祈りを捧げていたようでした。
新しい場所でも祈りを捧げ屋敷に戻ると、勝手に外出したことでエリーに心配をされたララ。これ以上心配かけさせまいと、反省します。
朝食時、幸せそうに食べるララを見て微笑んだロイは、ドレスを買いに行こうと誘ったのでした。
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