このページでは、「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」71話から80話までのネタバレあらすじをまとめました。
「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」71話ネタバレ
ロルフは解毒剤を口移しでエルシャに飲ませ、ベッドに連れていき寝かせました。「大丈夫」と優しい言葉で安心したのか、眠りに落ちるエルシャ。翌朝目を覚ました時には、昨日のことは何も覚えていませんでした。
ロルフも覚えていないならと黙っておくことに。媚薬を盛った実行犯を探し、屋敷内でその他の手先がいないか調査しようと考えていました。
先ほど何も覚えていないと言ったエルシャですが、昨日の出来事はすべて夢だと思い込んでいた様子。恥ずかしい夢を見てしまったと赤面しながらも、屋敷の模様替えをしに公爵家へ向かいました。
その際に使用人の人選選びをし、不要な人物は解雇。マーシャの意見と独自の調査を元に長年仕えていたグレタも追い出すことになります。
残った使用人達は、エルシャの機嫌を損ねないかと顔色を伺ってばかり。人を見極めなければいけない責任感を感じるものの、公爵として新しいスタートをきったのでした。
その後、父親を呼んでいたエルシャ。カランの部屋にあった鍵について質問すると、その鍵が亡き母親の部屋の鍵だと判明し…？
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」72話ネタバレ
カランの部屋で見つけた鍵は、エルシャ母・エルケの部屋の鍵でした。亡くなった時のまま残していると聞き、母親の形見があると喜ぶエルシャ。中に入るには鍵だけではなく、部屋の魔法を解除する必要もあるため、父親と共に向かいました。
魔法の解除を行うと、なんのへんてつもない壁から扉が出現。エルケが亡くなってからは父親が魔法で隠し、1度も部屋へ入らなかったようでした。
父親はそのまま立ち去っていき、エルシャとマーシャが中へ入ることに。23年間誰も入っていない部屋は綺麗な状態でした。
ふと1輪のバラだけ枯れているのを発見し、そばにゾーネブルグ家に代々受け継がれてきた結婚指輪を見つけます。
すでにロルフからの指輪をつけていたエルシャは作り直すことに決め、指輪のお礼をきちんと言えてなかったことを思い出したのです。
その後は部屋の整理をすることになり、両親がしていた大量の文通を見つけて顔を赤くしていました。すると、その中から1歳のエルシャへと書かれた手紙を見つけます。
手紙を開けた途端、母親の姿が魔法で映し出され「1歳のお誕生日おめでとう」と祝ってくれたのです。その他にも毎年の誕生日や結婚した時、旦那様へ宛てた手紙が大量にありました。
そして1通の手紙には「ただ1人の愛する夫」と書かれた、父・ワーリンへの手紙も入っていて…？
その頃、ウェスタの祭典の準備をしていたロルフ・ウィルバート・ヒュー。一段落した後、本題であるエルシャの母親の形見であるドレスを見つけるため、3人は動き出したのでした。
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」73話ネタバレ
エルシャの母の形見のドレスを探しにきたロルフ、ウィルバート、ヒューの3人。しかしいくら探しても見つけることはできず、難航していたのです。
その頃、エルシャは父親の元へ訪れていました。母親の部屋で父と自分宛ての手紙を見つけたと報告すると、手紙の存在はワーリンも知らなかった様子。
早速手紙を読むことになり、手紙からは母親・エルケの姿が魔法で映し出されました。しかし放置されていた古い魔法のためすぐに消えていき、後悔を感じ涙するワーリン。
24年前、まだワーリンがエルケと結婚する前のお話。社交界で咲く一輪の花のように美しかったエルケに恋をしていたワーリンですが、仕事を言い訳にいつも話すことができずにいました。
その日も複雑な心境の中社交界を後にしようとすると、手紙を持ったネルケに話しかけられ…？
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」74話ネタバレ
社交界を後にするワーリンを追いかけ、話しかけたネルケ。どうやら彼に貰っていた手紙を読み、彼女も好意を抱いていたようでした。
これがきっかけとなり2人は結ばれたものの、結婚後は皇帝からの要求が増え多忙に。すれ違う2人の間に子ども（エルシャ）が誕生すると同時にネルケは命を落としたのです。
1番大切な物を失った悲しみや後悔から仕事に逃げ、今まで生きてきたワーリン。生きる意味も見出だせず絶望していると、エルシャから手紙の続きを読まれ改めて娘に謝罪。
「いつまでも現実から逃げ続けて…本当に申し訳ない」と言う父親の姿に、エルシャは今後も公爵家の仕事を任せることに。すべては公爵として最善を尽くすための行動だと事前にロルフと話し合っていたようです。
そしてロルフ、ウィルバート、ヒューの3人はエルシャの母親の形見探しに勤しんでいました。次で本日最後となる候補者となり、3人はより一層気を引き締めており…？
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」75話ネタバレ
エルシャの母の形見のドレス探しも、いよいよ最後の候補者に。ロルフ・ウィルバート・ヒューの3人はエルシャ母の従妹である屋敷を訪れていました。
そうして形見のドレスは見つかったものの、どう見ても子供用のサイズ。従妹曰く、購入した際からこのままで、しつけ糸も縫われた状態だったようでした。
しかし今のエルシャには着用できないと分かっていても、ロルフは形見のドレスを譲ってほしいと頼んだのでした。
一方、エルシャは大量にあった母親の形見のドレスを見つけます。全て父親から贈られたもので、やはり実家から持ってきたドレスはカランに盗られたものだけ。
他にも調度品や父親との文通について考えていると、枯れた一輪の薔薇に目がいきます。
マーシャが言うには100本目の薔薇と言い、口下手なワーリンがエルケに愛を伝えるために毎回魔法の薔薇を贈っていたのです。
100本目の薔薇言葉は「完全な愛」。100本目を贈る際に「最後に貰う花だと寂しくて」と本心を伝えていたカランに、魔法の花ではなく普通の薔薇を渡し、何度も100本目の薔薇を贈り続けると約束していました。
その話を聞き、エルシャは改めて父親のことを何も分かっていなかったと暗い気持ちになってしまいます。
しかし彼女が疲れた時に思い出すのは、今の家族の皆。恋しいと感じていると本人達が現れ、お土産があると言い帰ってきたのです。
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」76話ネタバレ
エルシャの元に、ロルフ・ウィルバート・ヒューが「お土産がある」と言い戻ってきました。持ってきたのは異国の珍品の数々。
形見のドレスを探していたことを明かし、母親・エルケの従妹であるレーア・ロイスを連れてきたのです。
レーアは幼い頃からエルケと親しき仲で、ずっとエルシャに会いたかったと彼女の手を取り嬉しそうにしていました。
そうしてエルシャに形見のドレスを返すと、予想通り落胆する表情に。しかしそれでも家族を求めていた彼女にとって、カランと親しかったレーアの存在は大きいものでした。
今まで会うことができなかったのは、クラウディアに拒絶されていたから。レーアはエルケが写っているアルバムを見せながら、思い出話を話し始めます。
エルシャとカラン。2人は多くの共通点があり、彼女は母親を感じることができたと満足そうにしていました。
すっかり夜が更け、ヒューが夜ふかしをしたいと言います。理由は形見のドレスを新しく仕立て直すためのアイデアを考えたいから。
ロルフはマダム・ベルボーテに仕立てをお願いしようと提案し、世界で一番のドレスにしたいと張り切っています。
エルシャは3人の気持ちに嬉しくなると、形見のドレスを蘇らせるため「今日は目一杯夜ふかししちゃいましょう！」と期待に胸を膨らませたのでした。
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」77話ネタバレ
母親の形見のドレスを蘇らせるため、各々でアイデアを出し合うことになったエルシャ達。
図面に書いたのはエルシャ・ヒュー・ウィルバートですが、絵は得意ではなくリボンを花と間違えたり、リボンの場所が分からなかったり。
そうして自分達の描いた絵は、絵が得意なメイド・グイダが代わって描いてくれることに。細かい装飾まで綺麗にまとめられ、どのアイデアが良いか頭を悩ませていました。
ロルフにも意見をもらっていると、エルシャが恋しくなったヒューは彼女を抱きしめ「これからも家族でいてね」と本音をこぼします。
彼女の家族について判明していく内に、ヒューやウィルバートは少し不安になっていた様子。
しかしエルシャは「私の大切な家族が私のために一生懸命探してくれたおかげ」と自分はアイスベルグ家の人間だと優しく伝えます。
温かい雰囲気に包まれた後、最終的なドレスのアイデアを決めようと話していると、何やらヒューから提案があるようで…？
その後就寝時間となり、先にヒューとウィルバートは夢の世界へ。エルシャとロルフも寝ようとしますが、彼女は指輪のお礼を伝えていなかったことを思い出します。
2人きりになったことに少し照れながらも、エルシャから話がしたいと誘ったのでした。
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」78話ネタバレ
バルコニーで話をすることになったエルシャとロルフの2人。
暑い気候のため、彼女が冷たい飲み物を用意しようとすると、「試してみたことがある」と彼は1人で厨房へと向かいました。
そうして先にバルコニーで待っていたエルシャの前に、オコジョをモチーフにしたアイスデザートを用意してくれたのです。
2人で仲良く食べ、見た目や味にも絶賛。その後夜風に当たっている妖艶なエルシャを見て顔が赤くなる彼に「私ロルフ様の髪、好きですよ」と髪を触りながら微笑みます。
ロルフはたまらず彼女の髪を触りますが、エルシャはその姿を見て以前フェアリーブラッドの力で見た幼い頃のロルフを思い出しました。
夢の中でエヴァリーナが「甘えたい時は私の髪を触るの」と聞いていたため、彼に甘えたいのかと冗談交じりで言います。
それからロルフはエルシャにスキンシップをされる度に顔の赤みが増していき、気持ちが高まると彼女を抱きしめたのです。
そして「俺の事をロルフと呼んでください」と本音を伝えたのでした。
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」79話ネタバレ
お互い呼び捨てにしようと提案してきたロルフ。家族であり夫婦である2人が呼び捨てするのは何らおかしいことではありません。
しかしロルフから「エルシャ」と呼ばれる度に高鳴る鼓動。ようやく彼の目を見て「ロルフ」と呼ぶことができますが、慣れるのにはまだまだ時間が要するようです。
呼び名を変えるだけでも距離が近付くのを感じたエルシャは、ロルフとヒューやウィルバートの間柄も、もっと肩の力が抜けるといいなと心の中で祈っていました。
その後一通り報告や情報を共有し、エルシャは勇気を出して指輪のお礼を渡すことに。ロルフに贈ったのは母の形見である薔薇の指輪をブローチに直した大切な代物。
美しく光り輝く紅色に、エルシャと同じ瞳の色だと言う彼。貰った指輪も同じ色なのかと質問すると、「実際に見てもらった方がいいかもしれない」と言い…？
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「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません」80話ネタバレ
ロルフが指輪に触れると、浮かび上がったのはアイスベルグのオーロラ。どちらの指輪にも、いつでもオーロラが見れるよう細工がしてあったのです。
オーロラは太陽神の加護の証、エルシャは結婚を祝福されているようだと感動していると、「この結婚に後悔していませんか」と突然彼から質問。しかし質問した彼も、聞いたことを後悔していました。
するとエルシャは彼の顔を触り、後悔はなく自分にとってアイスベルグが大切な家であることを伝えたのです。
彼女の真っ直ぐな気持ちに嬉しくなり、贈ったブローチをつけてほしいとお願いします。気に入ってくれたと思い、ほっとするエルシャ。
しかしその一方でエルケにぞっこんだった父親が、なぜクラウディアと再婚したのか気になっていました。
その後怖い夢を見たといい涙を流していたヒューと、付き添いできたウィルバート。2人に優しい言葉をかけ、もう一度寝かしつけました。
そうしてエルシャもロルフも就寝しようと話し、彼女は彼の額にキスを落としたのです。
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