このページでは、「あなたに愛されなくても結構です」11話から15話までのネタバレあらすじをまとめました。
「あなたに愛されなくても結構です」11話ネタバレあらすじ
ダフネが離れようとすると、メフィスは「君に押し倒されるなら本望だ」と冗談めかして彼女の手を取ります。
しかし、ダフネは怒ったようにその手を振り払って部屋を出ようとします。そんな彼女に、メフィスは「一緒に絵を描きたい」と声をかけます。
「今の気持ちを筆に乗せてごらん」と言われ、ダフネが選んだのは、深い青色でした。
それを見たメフィスは、「青にはいろいろな意味があるんだ」と語り、その中の一つ――「孤独」という言葉に、ダフネはハッとします。
やがて絵が完成すると、メフィスはこう語ります。「誰もが隠したがる“素顔”こそが、芸術なんだ」と。
そう言って彼は、破棄されたはずの両陛下の肖像画を見せました。
その絵には、荊(いばら)が巻きついたダフネの姿が描かれていました。
メフィスは、「ダフネが無理に笑っていること、そして彼女をそうさせているのが誰なのか――それをリカルドに気づいてほしかった」と告げます。
一方その頃、リカルドはロゼッタが頬を怪我していることを知り、それをダフネの仕業だと思い込んでいました。
彼は、ダフネが「誤った道を歩んでいる」と信じ込み、怒りに燃えるのでした――。
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「あなたに愛されなくても結構です」12話ネタバレあらすじ
ダフネは、メフィスの言う通り、自分がまるで操り人形のようだと認めます。
それでも、結婚のときに誓った「彼を支える」という決意を、今でも守り続けていると語り、「あなたが思うほど不幸ではないの」と笑顔を見せました。
メフィスに「もし一日だけ自由になれるとしたら、何をしたい?」と聞かれると、ダフネは「普通の女性として、外に出てみたい」と答えます。
それを聞いたメフィスは、自分の不思議な力でその願いを叶えられるかもしれないと言うのでした。
一方、リカルドはアトリエを訪れ、ダフネの絵を見て「醜い絵だ」と吐き捨てます。
そして、「話がある」と言って彼女をその場から連れ出しました。
その様子を見たメフィスは、自らの不思議な力を使い、「シルヴィー」という妖精を呼び出します。
そして彼女に、ダフネとリカルドの後を追わせるのでした。
リカルドは、ロゼッタに傷を負わせたことについてダフネを問い詰めます。
しかしダフネは何の話かわからず、困惑するばかり。
そんな様子にしらを切っていると感じたリカルドは、怒りに任せてこう言い放ちます。
「他の貴婦人のように、愛人でも作ればいい」
さらに彼は、「お前が他の男と関係を持とうとも、俺は一向に構わない」と冷たく言い放つのでした。
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「あなたに愛されなくても結構です」13話ネタバレあらすじ
リカルドの冷たい言葉を受け、ダフネは――かつて交わした結婚の誓いが、何の意味もなかったのだと思い知らされます。
「腹いせに愛人を作るような、そんな愚かな真似はしない」ときっぱり返すものの、心には深い傷が残りました。
それでも彼の言葉をきっかけに、ダフネはふと、「他の男性を見てみるのも悪くないかもしれない」と呟き、部屋を出ていきます。
もう、夫のために生きるのはやめよう――そう決意したダフネは、結婚記念日に贈られたネックレスを処分しました。
部屋の整理を終えた頃、メフィスから贈り物が届きます。
それは、彼女自身が描いた絵に、アイリスの押し花とメフィスからのメッセージが添えられた、心のこもったものでした。
一方、ロゼッタの侍女アンナは、ダフネが身辺を整理し始めたことに気づき、「何かを企んでいるのでは」とロゼッタに報告します。
しかしロゼッタは、「ダフネを悪く言うのはやめて」と微笑みながら香水をひと吹き。
アンナはぼんやりとしながら、その香りとロゼッタの言葉に酔いしれていきます――。
「最後に皇后陛下の座に就くのは、この私よ」そう静かに、しかし確信に満ちて語るロゼッタ。
その彼女に、冷たい声がかけられました。
「……盲目のフリが、上手ね」
声の主は――。
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「あなたに愛されなくても結構です」14話ネタバレあらすじ
「盲目のフリが上手ね」――その言葉に、ロゼッタは思わず動揺します。
声の主である男は、まるで何もなかったかのように「予定通り、レオ・サミューを宮廷画家に推薦する」と告げ、報酬の金を受け取ると静かに部屋を後にしました。
その翌日、帝国記念祭に向けた会議が開かれます。
リカルドは、まるで昨日のことを根に持っているかのように、ダフネの意見をことごとく否定します。
それでもダフネは、自らの考えが正しいと信じ、毅然とした態度で意見を通しました。
彼の顔色を気にしなくなっただけで、驚くほど心が軽くなるのを感じたのです。
会議の合間、メフィスからもらった絵と言葉を思い出し、ダフネはそっと微笑みます。
その表情を見たリカルドは、苛立ちを隠せず、彼女を鋭く睨みつけるのでした。
会議中、ダフネが気にしていたのは、隣国・ファルス王国からの返答がなかったことでした。
その国は長らく鎖国状態にあり、精霊を従え、不思議な魔術を使うという噂に包まれています。
会議が終わると、メフィスがダフネを迎えに来ていました。
その日は街へ出かける予定だったダフネは、迷いなく彼に声をかけます。
「一緒に、行きましょう」
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「あなたに愛されなくても結構です」15話ネタバレあらすじ
メフィスは、ダフネがリカルドの言葉に深く傷ついているのではと心配していました。
しかし、前向きに笑う彼女の姿を見て、どこか安心した気持ちになります。
そして彼は、「ダフネの夢を叶えさせてほしい」と静かに願い出ました。
ダフネは平民の服に身を包み、メフィスとともに街へ出かけます。
かつてアトリエで語った夢がこうして実現したことに、どこか戸惑いながらも心から嬉しく感じていました。
二人は一日中、街を歩き、笑い合い、心から穏やかな時間を過ごします。
そして帰り際、ダフネが「絵のお礼に何か贈りたい」と申し出ると、メフィスはやわらかく微笑んで言いました。
「君と一緒にいられるだけで、僕には十分だよ」
そんなメフィスに「欲がないのね」と言うと、彼は首を振って否定します。
「そんなことはない。君と親しくなることで、頭がいっぱいなんだ」
かつて「愛人にしてくれ」と言われたときには、何か裏があるのではと慎重だったダフネ。
けれど今はもう、リカルドとの誓いは心から消え去っていました。彼の誘いを断る理由など、もうどこにもなかったのです。
メフィスがそばにいるだけで、心が穏やかになる。その温もりに包まれながら、ダフネはふと彼の顔を見上げます。
「……今でも、私を愛人にしたいと思っているの?」
その言葉に込められた想いと問いかけ。
答えを知るのが、少しだけ怖くて、でも――どこか楽しみにしている自分がいました。
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